先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

万全のバックアップ体制

2019年09月14日 | 日記
術後30日目の9月22日
学校から帰ってきた息子が、
頭痛と吐き気を訴え、
それからしばらく嘔吐を
繰り返しました。

時間で服用する免疫抑制剤も
吐いてしまうのです。

コーディネーターさんから、
退院後何かあった時にと、
昼間、休日、夜間の連絡先の電話番号が
書かれた書類をもらっていたので、
Ⅰ医大の夜間救急に問い合わせの電話をして
救急で診てもらう事になりました。

当直の先生が腎外科の先生と連絡を取りながら
検査と点滴をして下さって、
特別心配な異常も見られないとの事で、
嘔吐もおさまり、免疫抑制剤の服用も
できたので、自宅に帰れる事になりました。

午前2時でした。

駐車場で約5時間待っていてくれた
ユウキが、車で救急玄関まで迎えに来てくれました。

頭痛と吐き気が治まった息子は
車の中で私の肩に寄りかかりながら
眠りました。

退院後も万全のバックアップ体制で
息子を診て下さるⅠ医大。

私達家族もずっと守っていこうと
心の中で思ったのです。




今日のとらちゃん


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信頼の調剤薬局

2019年09月12日 | 日記
私の復帰初日は、
左のお腹を押さえながら動き、
時間のある時は椅子に座りながら、
皆の協力を得て、なんとか1日勤める事ができました。

仕事を終えて職場を出ると、
近くの薬局長のひろし先生と、
奥さんのとしちゃんが、
私の帰りを待っていてくれました。

Ⅰ医大では院外処方にしていて、
ひろし先生の薬局で息子の薬を
もらっていました。

術前になんとか腎機能の低下を
緩やかにしようと、腎内科の先生が処方してくれた
クレメジンの名前を見たひろし先生は、
「どうしたんですか」と、驚かれた様子でした。

その時に、息子が腎臓病で腎移植手術を
しようと思っているという事をお話しました。

それから、ひろし先生と、としちゃんは、
私と息子を気づかってくれて、
息子が処方箋を持って薬局に行くと、
「具合いはどうですか」と毎回
優しく言葉をかけてくれました。

手術を無事に終えて
仕事に復帰したことを
お2人は心から喜んでくれました。

術後、更生医療の指定薬局を
ひろし先生の薬局に、お願いしました。

先生としちゃんをはじめ、
スタッフの皆さんが良い方達で、
息子も私も安心してお世話になっているのです。

信頼できる調剤薬局があるって、
本当に安心で有難い事だと思うのです。



本日も、お読みいただき
ありがとうございます。










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みっこ師匠、職場復帰の日

2019年09月10日 | 日記
術後27日目で、私は仕事に復帰しました。

術前は、これだけ休みを取れば
大丈夫だろうと思い、
9月19日から出勤する事にしたのですが、
現実は、今も痛みはあり、
お腹に力は入らないし、
背筋を伸ばして歩くこともままならず、
もう少し休みを取っておけば
良かったのかなと、思いながらも、
忙しい中頑張ってくれている同僚の事を
思うと(行かなくちゃ!)という
気持ちになるのでした。

朝、出勤して来た私を見て
「師匠~待ってましたよ!」
と、カリメロが言ってくれました。

職場に入ると、あゆみ、みゆきちゃん、
なおちゃんが、「おかえりなさい!」と、
笑顔で迎えてくれました。

みんなへのお返しは何がいいかと
考えた時に、急な雨の時に駐車場まで
走って帰った事を思い出し、置き傘に使って
もらおうと思い、快気祝いは傘に
しました。

あゆみはピンク色。
カリメロは黄色。
さぁて、なおちゃんは?と思いながら
青色を取りました。
3人娘はお揃いで色違いにしました。

みゆきちゃんには、可愛いい2人の娘ちゃんと
兼用で使えるようにと、
つっちーとえみさんには
猫ちゃんの傘を選びました。

ひとりひとりの顔を思いながら
贈り物を選ぶ時間は、
とても楽しいものでした。

みんな喜んでくれて、
2年経った今でも大切に
使ってくれています。

その日の日記には、
〔久しぶりにみんなに会えて
嬉しかった。〕
と、書いてありました。





本日も、お読みいただき
ありがとうございます。






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血圧の話

2019年09月08日 | 日記
私はドナーになる2年位前から、
血圧が高めで、軽い降圧剤を服用していました。

ドナー候補の時に、飲んでいる
血圧の薬が1種類だけという事と
血圧のコントロールが良好だと
いう事で、問題はないという事になりました。

術後も少しの間は服用していたのですが、
1日の塩分量を、気にし始めた辺りから
血圧は低くなり、腎内科の先生と相談して
降圧剤の服用を中止しました。

腎内科の先生は、
「術後に血圧が高くなり、
薬の服用を開始する方はいても、
止められる方は逆に珍しいです」と、
おっしゃっていました。

私は腎移植手術という経験をしてから、
自分の中の健康意識が変わりました。

自分の体は自分で守る。
自分の体をいたわり、
大切にしてあげられるのは
自分だけなのですから。




今日のとらちゃん

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塩分の話

2019年09月07日 | 日記
私は退院してから、
自宅で食事をした時に
(なんて、しょっぱいのだろう。)と
感じました。

病院食を食べてから、
いかに塩分の多い食事をしていたかを
自覚しました。

術前の私の1日の塩分量は11,5gでした。

私は毎日の食事を見直し、
お味噌汁は薄味に作り
私と息子はそのままで、
ユウキには自分で味の濃さを
調整してもらうことにしました。

お醬油やドレッシングは
かけるのではなく
つけるようにしました。

術後の10月には
私の1日の塩分量が4,9gになりました。

今はまた元に戻りつつありますが、
1日8gを目標に頑張っていこうと
思っています。



本日も、お読みいただき
ありがとうございます。


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