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今日皇室会議が開かれ、天皇陛下の退位の日と皇太子様の即位の日が、正式に決まりました。
平成は31年で終わります。今日を迎えるまでに、政府首脳は大変な思いをしてこの日を迎え
たと思います。安倍首相の言葉に感慨を覚えますという言葉がありましたが、安倍首相や菅官
房長官だから、天皇陛下の政治的な動きだという批判を大きくせずに生前退位を実現できたの
だろうと思います。
天皇陛下は、いつの間にか政府に相談しながら生前退位の表明をしましたと言っていますが、
生前退位の意向がある事をNHKにまず報道させ、世論を盛り上げて生前退位を推し進めようと
したのが皇室であり、天皇陛下です。憲法は、生前退位は規定していなくて、終生天皇位にあ
る事を前提に書かれていますから生前退位の意向の表明は、憲法に抵触している訳です。そこを
政府は、苦心して国民の総意によるという形にして、憲法違反を目立たなくしました。美智子様
にシンゾーストレスだと言われても、聞き流して天皇陛下に尽くした安倍首相は、立派です。
一方、天皇陛下は、嘘をつかれるのです。
左翼思想の両陛下は、保守派の安倍首相をお言葉で牽制しているように感じることがあります。
ティアラやネックレスを行方不明にしたり、ヤフオク事件をうやむやにしたりする皇室より
ずっと政府や国民の方がしっかりしています。。天皇陛下は、戦争を反省しなければいけない
などと戦後世代の我々に言うよりも皇室の自浄に務めるべきでしょう。平成の皇室の腐敗と
堕落は、目を覆うものがあります。できないでしょうが、、、
平成の御代は、大震災、大災害、悲惨な事件が、うち続き世の中の雰囲気が暗いですから、改元し
心機一転するのもいいかもしれません。ただ次代になっても宮中祭祀には熱心でなさそうなので、
国家の平安や国民の安寧を願って、祈りを捧げてもらえるとは思えません。
パワーのある天皇陛下の御代は、明るい気風に満ちると言われていますが、平成もその次の御代も
多くは期待できません。残念です。
-----------毎日新聞より転載ーーーーーーーーーーーーーーー
「おことば」が始まり 陛下と憲法、政府苦心
12/1(金) 13:35配信
退位への動きは、2016年8月に天皇陛下が退位の意向がにじむおことばを公表されたことから始まった。憲法は天皇の政治的関与を禁じており、陛下の意向で直接、退位が実現する形にはできない。政府はいかに陛下の政治的関与とならないようにするかに苦心してきた。
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皇室典範は「天皇が崩じたときは、皇嗣(こうし)(皇位継承順位1位の皇族)が、直ちに即位する」と定めており、退位の規定はない。退位実現にはなんらかの法的整備が必要だ。
憲法4条は「天皇は国政に関する権能を有しない」と定める。陛下のおことばを受けて政府が法整備に直接動くわけにはいかない。このため、政府は16年9月に「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)を設置した。会議名には「退位」の文字はない。あくまで高齢になった陛下の公務の負担軽減について考えるという趣旨で、その議論の流れで退位の問題も出てくるという建前をとった。
衆参両院の正副議長のもとで行われた与野党協議でも「天皇の意思」をどう取り扱うかが問題になった。民進党は強制退位などを防ぐため、退位の要件に「天皇の意思」「皇室会議の議決」を盛り込むべきだと主張した。だが、「天皇の意思」を要件とすれば、憲法に抵触する恐れがある。
退位の特例法は、「(国民は)陛下のお気持ちを理解し、これに共感している」と書き込み、おことばを受けて国民の総意が形成され、それを受けて法整備したという論理立てとした。「陛下のお気持ち」は背景にあるが、直接はつながらない形として、憲法との関係を整理した。
皇室会議については、退位日を決めるにあたって首相が皇室会議の意見を聴くことを義務づけた。皇室会議の議決を要件とはしないことで「天皇の意思」が直接反映されないようにすると同時に、強制退位などが行われないようにする実質的な担保とした。
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かなり辛口で書かせていただきました。近世の皇室の歴史の汚点となる生前退位でしょう。