病気の魚を買って治してみた！

2週間前、新しくお迎えした熱帯魚はコリドラスという小型のナマズ。
水槽用品の予備を買うだけのつもりが、売れ残って弱っているのを見て持ち帰りしてしまった。
買うつもりは無かったのになぁ・・・あまり過密飼育も良くないのに

～購入から2日間～

ただ弱っているだけならいい。ところが、よく見ると病気っぽいんだよな。
まずは隔離槽をセッティングして、2日ぐらいは何もせずに様子を見る。
輸送時のストレスや環境の変化で疲れているところに投薬すると、一気に衰弱する可能性があるからだ。

体表に白い斑点が付着する病気といえば白点病。しかし、よく観察すると少し違っていた。
白点病は丸っこい小さな粒状だが、このコリドラスは白い点線のような細長い斑点。
なんだこれは？ と思いネットで調べても症例が見つからず困惑。

～1週間の投薬治療～

2日目以降、薬浴を開始。あれこれ調べたが、ネットも本も役に立たず。
"白点病でなければツリガネムシか。見た感じ水カビ病や細菌性の疾患ではなさそう"
そう結論付け、とりあえず手持ちのアグテン(マラカイトグリーン)を使うことにした。

ナマズ類は薬品に敏感なため、規定量の半分を投薬。
換水と清掃を毎日行い、エサは普通に与える。
痩せを改善し免疫力を回復させつつ、薬品の効果が見られるか観察するという形で治療を勧めた。

～治療成功～

投薬開始3日目ぐらいから斑点の減少が確認され、6日で治療が完了。
予定より1日早く投薬を中止し、本水槽に放流した。
現在は先住の魚たちと元気に暮らしている。治って良かった！

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