医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

幼児の歯磨き

2015-12-11 08:56:53 | 日記
おはようございます
どうやら、全国的に天気が悪いようですね。
気温も急に上がったり下がったりです。風邪などひかないように・・・

さて、前回の続きです。
今日は糸切り歯・奥歯がだんだん生え始めてきてからのポイントです。

この頃からだんだんと歯ブラシでの歯磨き練習を始めます。
お子様が自分で歯ブラシをもって歯磨きをする時は
必ず「座って」磨かせます。
歩きながらだと、転んだ時に歯ブラシでのどを突いてしまう恐れがあるので注意しましょう。
また、3歳(お話がしっかりできる年齢)までは、歯磨きが上手に出来ない、と言うような理由で
決して怒ったり、罰を与えたりしないでください。
上手に出来たらよく褒めてあげましょう。

保護者の方々の虫歯にしたくないという思いは非常にわかりますが、
歯ブラシだけで虫歯予防が完璧にできるわけではありません。
また、まだそれほど多くの甘い食品や、甘い飲み物をとっていない年齢においては、
1週間程度の歯磨き不足がそのまま虫歯の原因になることはありません。
基本的には、歯を綺麗に丈夫にするために、フッ素をしたり、歯の汚れをとるのは歯医者さんの仕事です。

小さいお子様の歯磨きで大切なことは、「上手に磨けるか」よりも
「歯磨きを嫌がらずに出来る・させてくれる」という事です。

保護者の皆様、肩の力を落としてお子様と楽しく歯磨きをしましょう!
親の緊張って、子供に伝わるものですよ。