20200820葉月稽古③軸 

2020-08-21 13:27:47 | 道具

軸 虫干しその3です

漢詩の軸を出しました。

はじめの 臥病 を見て 

お茶室に掛ける物ではないと一度も出しませんでした。

 

20200318百年前の大流行

https://blog.goo.ne.jp/sofo_myousyukuann/e/8fa04953d3d2efbf1921f89c3617d9f2

 

で載せた

 

庚申(かのえさる) 1920年大正9年 の

七言絶句 患疝(カンセン)の詩 が          

スペイン風邪の漢詩でしたので

 

これも関係するかと出してみました。

 

年が書いてない。

 

落款は

寄梅 

□福 

□錫 

晝□ 

屋□ 

臥?

 

外題    

第拾九号

寄梅翁□書

曽祖父の字です。

 

書画録

によると

第十九号

曽祖父の字は読めません。

 

曽祖父は明治44年9月に亡くなっていますから

スペイン風邪の前です。

 

コロナの治療に尽くしたと京都府からの感謝状がありましたから

明治のコロナの頃でしょうか?

 

ネット検索すると

寄梅 は 奥平壱岐の号 とありました。

文政7年―明治17年(1824-1884) 時代は合います。

砲術家、漢学者、儒学者    医学系ではないですね。

福沢諭吉に入門し築地の慶応義塾で学び   京都にいませんね。

 

ウィキペディアより引用

塾員・飯田平作の尽力により、

伝染病や衛生面を早い段階で論じた『傳染病豫防法心得書演解』や、

他にも国学・法律学・仏教学の造詣深く、

 

伝染病 関係で曽祖父と繋がるようです。

 

画賛が載っていました。

書体は似ていると思われます。

 

あぁ、書が読めるようになりたい。    


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コメント (2)
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