深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

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“怪物”ができるまで

2025-01-22 13:12:10 | 趣味人的レビュー
アメリカでは大統領選に合わせて公開され、トランプ陣営が公開差し止めに動いたとされる『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』は、いろいろな意味で興味深い映画だった。 父、フレッド・トランプの営む不動産業を手伝いながらも、入居者からの家賃の徴収さえ難儀する20代の無名の青年、ドナルド。それでも将来を見据えた人脈作りのため有名人が数多く加盟するクラブの会員になると、そこでニクソン大統領などの顧問 . . . 本文を読む
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量子論と「観測」の問題を巡って 4

2025-01-05 17:30:18 | 心身宇宙論
2024年末に放送されたNHKスペシャル『量子もつれ アインシュタイン最後の謎』を見ていてふと思ったことがあり、それについて書くことにした。 そのために、まず「量子もつれ」について述べる(が、既に「量子もつれ」について知っている人は飛ばしてもかまわない)。 「量子もつれ」は元々、量子論を受け入れられなかったアインシュタインが量子論に対する反証として出したものだという。それは量子論から導かれる、 . . . 本文を読む
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2024年秋アニメの感想と評価 2

2024-12-31 16:49:40 | 趣味人的レビュー
2024年秋アニメとして見た再放送を含む16本から、夏まで放送されていた『烏は主を選はない』の再放送を除く15本の作品のネタバレなしの感想と評価。この「2」は、そのうち2024年末で(一旦)放送が終わった8本について。 ちなみにアニメの評価については、私の場合、何より物語が面白いことが重要で、作品全体の評価の少なくとも半分はそれで決まる。逆に萌えやエロといった要素にはさほど興味はないし、作画崩壊 . . . 本文を読む
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2024年秋アニメの感想と評価 1

2024-12-30 17:19:24 | 趣味人的レビュー
2024年秋アニメとして見た再放送を含む16本から、夏まで放送されていた『烏は主を選はない』の再放送を除く15本の作品のネタバレなしの感想と評価。この「1」は、そのうち2025年1月も放送が続く7本について。 ちなみにアニメの評価については、私の場合、何より物語が面白いことが重要で、作品全体の評価の少なくとも半分はそれで決まる。逆に萌えやエロといった要素にはさほど興味はないし、作画崩壊も(目に余 . . . 本文を読む
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「お前の恥ずかしい動画をネットで公開する」という脅迫メール

2024-12-07 11:43:50 | Weblog
私のところにこんな脅迫メールが来た。受信したのは2024/12/04 19:56。実際に開いたのは同じ日の23時過ぎだったと思う(なお中身は一部手を入れている)。 初めまして! 残念なお知らせをするために、ご連絡を差し上げております。僕は、約2~3ヶ月前にネット閲覧用に貴方が利用しているデバイスにアクセスし、その後ずっとネット行動を追跡していました。 アクセスするまでの経緯は、少し前にハ . . . 本文を読む
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奥義

2024-12-02 11:25:51 | 一治療家の視点
キネシオロジーのセミナーの準備をしていたら、ふと鍼灸学校時代に教わった兵頭明先生のことが思い出された。 兵頭先生は中国まで行って中医学を学んだ方で、東京衛生学園では東洋医学概論や東洋医学臨床論などを担当していた。その兵頭先生による1年の時の授業の一発目だったと思う。先生がいきなり「みんな、鍼の奥義を知りたい?」と聞いてきた。それに対して我々が「知りたい!」と返すと、「じゃあ」といって先生は「フェ . . . 本文を読む
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『論理哲学論考』を読む

2024-11-24 11:52:54 | 趣味人的レビュー
ある理由(その理由はレビューとは関係ないので、ここでは述べない)からヴィトゲンシュタイン(長いので以下W)の『論理哲学論考』(以下『論考』)を持つ必要が出て、これまで敬遠していたが、せっかくなので読んでみることにした。この光文社古典新訳文庫版には、冒頭に野家啓一が高校生に向けて『論考』のアウトラインを解説したという体裁で書いた「高校生のための『論考』出前講義」という付録があって、それが『論考』を読 . . . 本文を読む
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レビューが「図書新聞」に載る

2024-10-31 09:03:55 | 趣味人的レビュー
2024年11月2日付の「図書新聞」3661号に、私の書いたレビューが掲載された。 元々は書評サイト「本が好き!」に投稿したレビューで、それが「本が好き!」とのコラボ企画として「図書新聞」に転載された、ということのようだ。 書いたのは、1804~1805年に発表されたというヤン・ポトツキの奇想小説『サラゴサ手稿』についてのレビュー。『サラゴサ手稿』は文庫本で上中下の3分冊で出ているが、これを1 . . . 本文を読む
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映画『シビル・ウォー 』あるいは闇の奥

2024-10-16 14:18:20 | 趣味人的レビュー
アメリカに内戦(CIVIL WAR)が勃発、という設定の映画『シビル・ウォーアメリカ最後の日』は、久々に見終わって満足感を覚えた作品だった。 物語の舞台となるアメリカの状況は、大統領の3選を禁じた合衆国憲法を強引に改正し、自ら3期目に入った現大統領に対して19の州が連邦から離反。そしてカリフォルニアとテキサスが同盟を結び、東へと攻め込んでいる(またそれとは別に、フロリダがサウスカロライナの反政府 . . . 本文を読む
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賛成か、反対か?

2024-10-12 21:09:38 | 趣味人的レビュー
フェルディナント・フォン・シーラッハについて、Wikipediaには次のように書かれている。 ボンの大学で学び、ケルンでの研修を経て1994年よりベルリンで刑事事件弁護士として活動。元東ドイツ政治局員ギュンター・シャボフスキーや、ドイツ連邦情報局工作員ノルベルト・ユレツコ(de:Norbert Juretzko)の弁護に携わり、ドイツでも屈指の弁護士と見なされている。2009年、自身の事務所が扱 . . . 本文を読む
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