深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

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夢をあきらめない!

2010-03-31 23:03:39 | 一治療家の視点
治療家などという商売をやっているが、実は人とコミュニケーションを取るのがひどく苦手だ。治療も、だから結構、黙々とやっている。 カイロプラクティックの学校時代に教わった1人、Y先生などは 「所詮、人の体など治せるもんじゃない。では、患者は何のために治療院に来るのか。それは会話を楽しむために来るんだ。」 という人で、だからY先生は男性もの、女性もの問わず、ほとんど全ての雑誌に目を通し、どんな話題にも . . . 本文を読む
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Trick or Treatment ? 第5部

2010-03-26 17:05:09 | 業界のウラ事情
このお題については第4部で終わりにするつもりだったんだけれど、2/28に英国下院の科学技術委員会が、ホメオパシーはプラシーボ(プラセボ)だとしてNHS(国営医療保険制度)から除外すべきという結論を出したニュース(注1)を知ったりしたこともあって、続きを書くことにした次第。 (注1)この件については、ブログ[today's news from UK+]に詳しく解説されているので、そちらを見てもらい . . . 本文を読む
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白の上の白

2010-03-22 15:10:28 | 趣味人的レビュー
昼過ぎから強い南風が吹いた日の夕刻、日暮里の駅を降り立った。目指すはd-倉庫という耳慣れない場所。チラシに書かれた地図を頼りに、路地の奥の奥へ。全ては演劇集団・池の下による舞台『盲人書簡』を観るためだ。 『盲人書簡』──寺山修司による舞台演劇の代表作の1つと言われる作品。別名「暗闇の演劇」とも呼ばれる。その名は、俳優たちが舞台で擦るマッチの炎だけを明かりとするシーンに由来する…。『盲人書簡』につ . . . 本文を読む
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Trick or Treatment ? 第4部

2010-03-15 17:07:39 | 業界のウラ事情
何と第4部を書くことになってしまったぁー 第3部では『代替医療のトリック』(新潮社)の言説に対して、自分なりの反論の1つを示したが、「代替医療で治療効果と言われているもののほとんどは、科学的根拠の(ほとんど)ない単なるプラシーボ(プラセボ)にすぎない」という、この本の主張の根幹に明確に反証できる材料を持っていないのだから、反論もどうしてもスパッと胸のすくようなものになりようがない。今回も、そんな搦 . . . 本文を読む
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どこまでも、どこまでも

2010-03-10 12:20:18 | 趣味人的レビュー
会場に一歩足を踏み入れると、そこにはかなりの人。人垣の後から覗くように見るしかないが、それでも目の前にある絵が「ただならぬもの」であることがわかる。『十二天像』。長谷川等伯(当時は信春)25才頃の作である。 上野の東京国立博物館に着いたのは、6日土曜日の午後4時少し前だっただろうか。公立の博物館、美術館は、とにかく閉館時間が早い。平日は5時、土日でも6時までしかやっていない(注:←今、 . . . 本文を読む
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Trick or Treatment ? 第3部

2010-03-05 19:01:46 | 業界のウラ事情
さてさて、第2部までで概要を述べてきた『代替医療のトリック』(新潮社刊)だが、この本が全体として語っているのは、 1.代替医療の側では通常医療で行われているような科学的見地からの検証が行われていない。それを行ったとする報告もあるが、どれも十分なものではなく信用に値しない。また、(いずれも物理学の博士号を持つ)著者らの見るところ、信用に値する研究のいずれもが「代替医療の効果のほとんどはプラシーボ( . . . 本文を読む
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