深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

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体に問いかける 3

2009-01-23 13:16:28 | 症例から考える
治療では体の解剖・生理を理解していることが基本となる。もちろん「理解している」といっても、どのレベルで理解しているかが重要で、CBSのセミナーは毎回前半が機能的な解剖・生理の講義になっているが、あれを聴いていると自分が「理解している」などというレベルには到底達していないことを思い知らされる(その割には、相変わらず勉強してないが)。 ただ解剖・生理はあくまで、外側から客観的に見た体のこと。以前ある . . . 本文を読む
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『ツボに訊け!』に訊け

2009-01-14 19:26:05 | 業界のウラ事情
どんな業界でも同じだと思うが、そこに長くいると外からの視点を失って内向きの視点ばかりが肥大化し、その結果「業界の常識は社会の非常識」ということになってしまいかねない。最近は医療崩壊が社会問題化していることもあって、医師がそれを論じた本を書いたり新聞への寄稿をしていたりするが、「医者はこんなに身を削って頑張っているのに、国は医療費を削ってばかりで我々に負担を強いてきた。患者は何かあると『医療ミスだ』 . . . 本文を読む
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キーワードを探せ 2

2009-01-08 00:40:14 | 症例から考える
現在、腰下肢の症状を訴えて来院中の患者がいる。体が前傾した状態になると腰の痛み、下肢の重さなどが現れる。例えば、歩いていて傘を差したり、上着を手に持ったりして、体が前傾すると痛みで歩けなくなる。しばらく休んで体を伸ばすと痛みが消えて、また歩けるようになる。いわゆる間欠性跛行だ。 教科書的な間欠性跛行のパターンには大きく、バージャー病(閉塞性血栓血管炎)や閉塞性動脈硬化症(ASO)などの血管性のも . . . 本文を読む
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京極夏彦の奇想世界

2009-01-02 23:40:36 | 趣味人的レビュー
去年の12月になって急に京極夏彦を読み出した。キッカケは日テレが深夜枠でアニメ化した『魍魎の匣(はこ)』を視たことである。さすがに毎回リアル・タイムで視るのはキツイ時間だったので、一部の回はビデオに撮って視たりもしていたが、だんだん話の展開がよく分からなくなり、それならヒマだからいっそのこと原作を読んじまうか、と考えた。それが最終回の2回前のこと。で、原作を読むならいっそのこと第1作の『姑獲鳥(う . . . 本文を読む
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