リアル脱出ゲームののSCRAP社と直木賞作家道尾秀介氏のコラボ作品。
本屋で謎解きグッズを見つけて喜んで買って帰ってきた。
本当は先日の旅行中に家族でワイワイやる予定だったが、それどころではなかつたので休日の昼下がりにやることにした。
あらすじは以下の通り。
過去の未解決事件に関するルポを連載している記者から、あなた宛に手紙が届いた。 2010年に起きた、ある寺での住職殺害事件を解決に導き、連載を続けたいという内容だ。 手紙には、寺や宿坊の間取り図、被害者のインタビュー記事のほか、解剖報告書、現場の写真、ビデオ映像、現場で検出された指紋、容疑者たちの取り調べ調書など、門外不出であるはずの警察資料の一部も同封されていた。 あなたは資料を元に捜査することを決め、記者の連絡用サイトにアクセスする。 容疑者たちが見せる裏の顔、不可解な被害者の日記、見つからない凶器──。 さまざまな事象が複雑に絡み合ったこの事件を、あなたは解決することができるだろうか?
中身は色々な資料や小物が段階ごとに封筒分けされていて、解き進めるごとに次の封筒を開けていく、というもの。
事件を解決するための資料という体なので、普通の謎解きよりはもっとずっと文章量が多い。
1日目は夫が途中で寝てしまって、2日目もウトウトしだしたので2人でコーヒーを飲みながら解き出した😂
詳細はマル秘なのであまり書けないが、最初の方にあるレアだという身体的特徴が夫自身にもあって、実物をマジマジと観させてもらって面白かった。
資料がとても凝っていて感心した。
ただ、謎解きとしてみたときは最初の2問までは良かった。
あとの方は(え…それ可能性絞りきれなくない?断言できなくない?)みたいなのが多くてちょっと微妙だった。
謎解きはバチッとエビデンスで閃いて決まった時のアハ体験が爽快なのであって、邪推でこうかなー?みたいなので当たってはいけないと思う。
ということで、謎解きは50点、資料が凝っていたので+30点、ストーリーで-10〜20点で6〜70点の印象。
次のも買ってあるから、次はバチッとコレコレ!という感じであってほしい。
SCRAPさんのイラスト謎解きパズル(謎解き)は殿堂入りでとても面白いので、今後に期待。