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家族旅行でのんびりした

2025-01-06 | 遊び、旅や外出
世界はズートピアであると思った。

インド洋に浮かぶ南の島へ家族旅行した。南国だった。
本格的な海外家族旅行は初だった。お義母さんはいないけど、追悼旅行だ。

お義母さんは生き物が好きだったから楽しみにしていたけど(行けなくて残念)、意外にもお義父さんも結構楽しんだみたいで良かった。

シンガポール乗り換えとクアラルンプール乗り換えがあって、行きはLCC帰りはマレーシア航空でクアラルンプール乗り換えであった。トランジットの待ち時間がすごかった。

島の空港に着いてから水上ボートで25分ほどでビーチリゾートについた。

クアラルンプールでも多少ズートピア感はあったが(驚いたのは洋式便所ではなく和式便所っぽいのもあった)、インド洋に浮かぶ島についた途端、特にズートピア感が増した。言語も人種も様々。

リゾートで働いている人は島で産まれた人の他にバングラデシュやインド系が多かった。

貧富の差的な物を感じたが、日本人も海外旅行はできる資金のある人しかしないし国として貧しくなる一方なので、そのうち上海とかで日本人も出稼ぎするようになるのかもな、と思いを馳せた。

南アジア人の肌は浅黒いが、東洋人より黒く黒人より白い感じだった。
西洋人も南アジア人も鼻が高く、家族と自分を見ては、平たい顔族だな…としみじみした。

宗教はイスラムがメインだが、リゾート島は酒が解禁されている。イスラム圏ではアルコールがべらぼうに高いので、日本のビールメーカーに真剣に感謝していた。

あとインドに近いこともあってカレーが美味しかった。南アジアの食事は口に合った。胃もたれすることもなく生野菜も温野菜もたっぷりで旅先として大変気に入った。肉は少なかった。

旅行客にはほとんど黒人がおらず(全く見かけず)、年内は西欧(ドイツ・フランス・イギリス・スパニッシュ等西欧中心でアメリカ人はいなかった)が多く、インドイスラム系等南アジア人もいて、年明け間近から東洋人ばかりだった。マレーシアやシンガポール、香港などの英語も話せる東洋人が多かった。

西洋人のほうが(多分チップも弾むので?)積極的にサービスされているかもしれなかったが、東洋人だからといって特に人種差別されている感じはしなかった。アジアの良いところ。

ホテルの便座に座ったら足がつかず😂我々は小柄な子供ハムスターだね…という話になった。

乾季のはずなのに大雨大嵐で2日くらいしか泳げなかったが、結構満喫した。

1日目と2日目は海遊びを楽しみ、大雨だったので3日目は体育館、4日目は部屋でごろごろしていた。

ただ、環礁地帯で外海とダイレクトに通じていないため、外は大荒れでも内海は割と穏やかだった。こんな地域は人生初めて。


シュノーケリングではマダイやダツ、ヤガラ、スズキやキンメ系など日本でも見慣れた魚も居たが、エビ(ロブスター)や白身魚、イカ、マグロくらいの魚介しかでなかったので、あまり魚介を積極的には食べない文化なのかな〜?と不思議に感じた。メインは鶏だった。

スズキやアジ系の魚は積極的に泳ぐが、鯛は意外とじっとしている魚だということが分かったのは発見だった。

前々から分かってはいたが、我々はお育ちはイマイチなので、ビーチでアルコール呑みながらインフィニティプールで映え写真とる、なんて今時のインスタティックトック勢みたいな楽しみ方はできないのだった。

ひたすらシュノーケリングポイントで毎日シュノーケリングしていた。
シュノーケリング貸与店のお兄さんに足のサイズまで覚えられてしまった。

新鮮だったのはシュノーケリングポイントでホテルの監視員のお兄さんに「お前らは泳げるのか?」と毎度聞かれることで、島国の日本人は義務教育で水泳の授業はあるし、島国なので泳げるのは当たり前なので、そっかー、世界は大陸で自国に海はなくて泳げない人たくさんいるんだよな、としみじみした。
そのうちに「また来たのか、まぁお前らが泳ぎが達者なのは昨日でわかったよ」と言われるようになった。

ビーチリゾートなのでビーチでゆっくりする人が大半で、シュノーケリングポイントがすかすか貸切状態なのは快適だった。

スキンダイビング講習をうけてからドルフィンスイムもしたが、その時よりジャックナイフ潜水もだいぶん上達していて、割と落ち着いて潜水できるようになった。動画でも確認して、なかなか上手になったんじゃないの?と悦に入っていた。
技能の上達は純粋に嬉しい。

ウミガメやイルカには会えなかったがエイやサメには会えた。

シュノーケリングはとても楽しかったし、何より真冬にシュノーケリングできたので、海遊び禁断症状が緩和されたのが良かった。あと半年の夏が待ち遠しい。


そういえば、生まれて初めてパッションフルーツとマンゴスチンとやらを食べた。パッションフルーツは一見カエルの卵みたいだったが、とても美味しかった。

年越しは日本は除夜の鐘で厳かな感じだが、西洋の年越しは年越しカウントダウンと花火とバーでDJずんどこするという陽キャパリピな感じで新鮮だった。
深夜に皆元気だ。

残念だったのは長期旅行で危惧していたとおり、夫と義父との仲が若干険悪になったことでこの先少ない親族でなるべくなら仲良くしたいが、血のつながりは色々あるよね、と思った。

曰く、せっかちすぎて店員に文句ばかり言うことと息子や回りの人のランク(このランクとは頭の良さやスポーツの上手さやそういうもの)を口に出す所が嫌で不快だそうだ。

分からんでもない。

ひとりごとでも「もっと早くしろよぉ〜」とか言うのを聞いているのは心地よくない。ひとりごとで相手に聞かせてないから大丈夫と思うのかもしれないが、一緒にいる相手としてはきついものがある。

そのへんをお義母さんはうまく調整していたよな、としみじみした。
夫が嫌がるから、家族旅行はこの先ないかもしれないのはちょっと残念。

帰ってきてから日本の綺麗さと快適さにほっとした。衛生状態や掲示の親切さがちがう。

帰ってきてからいつものごとくコンコンと眠り、2日目もコンコンと寝ていた。移動にも疲れていたみたい。

帰ってから紅白を見た。B'zが良かった。

今日から会社だ。

繁忙なのでしばらくブログもお休みするかも。

まだきちんと片付いていないが、大掃除をして家を出たので帰ってきてから家が綺麗でとてもホッとした。
やっぱり旅前は家を綺麗にしていくに限る。

そういえば英語は話せないままだが、宿の人は結構放置してくれていて良かった。

こういうビーチリゾートなら英語話せなくてもぼんやり過ごせていいな、と感じた。

ただ、だいぶん遠かった。
乗り換えありでトランジットで数時間待たされるのはなかなかにきつい。

だいぶんお金もかかったし、次回という次回はもうないかもしれないけど、
もしも次回があるのなら、マレーシアかインドネシアとか乗り換え無しで8時間くらいの地域がいいかもな、と思った。

良い思い出になった。