そらとうみとりくと

初めて一緒に暮らしたそらがお空に帰り、その後ポメキーちゃんを迎え、うーたんと穏やかに暮らしています。

大切だからこそ

2015年12月29日 | しつけのこと

 今日はワタシのブログの中で

1年に数回あるかないかの真面目な内容です。

少し長くなるし、しつけに関するお話なので

興味のない方はスルーでお願いします。

 

    

 

この前ワン友さんとメールのやりとりをしていて

「とっても愛おしくて大切な存在となったワンコだけど

どうもしつけを間違えたらしく

要求吠えがひどかったり

気に入らないと飼い主を噛むこともあるの」と悩んでいた。

 

また翌日は仲良くしているブロ友さんが

いろいろやってみたけど

吠えるのもお留守番できないのも直らない。

もうあきらめようかな…という記事を書いていた。

 

 

わかる。

ワタシもよくわかる。

なにを隠そう(あ、みんな普通に知ってるか)

うちのそらだって、かなりひどかったもの。

今だって、お客さんや宅配さんがやってきて

ワタシが気づかないで、コマンドできないでいるとギャンコラ。

極度のビビりだから、追い詰められると

まだ噛むこともあるかもしれない。

たぶん、ここへ来てくださるお友だちの中では最悪のワンコだったと断言できるわ。

(注:今も決して直ったわけではないです)

 

いろんなしつけ本やビデオを買ったり

それなりに実践もしたけど

一向に改善されず。

(これは素人が適当にやって、しかも長続きしないから)

もう6歳にもなろうとしていたから、無理かな?

そうだ、このまま他人に接することなく

家の中だけでかわいがる分にはなんにも問題ないよと

諦めてもみた。

とーたんなんて「犬は吠えるのが仕事」と豪語していたし…

 

 

それから

4年前にブログを始めて

思いがけず、いろんなお友だちができて

楽しそうなオフ会の様子とかを見るにつけ

いつかワタシも皆さんに会いたいなぁ。

でも! このそらをどこかへ連れて行ったり、

ほかの人やワンコと一緒に過ごすことができるだろうか!

 

なにより、いったんスイッチが入ると

狂ったように吠えまくり

ワタシたちの声や静止など耳に入らない。

体は緊張して硬くなり、心臓はバクバクと壊れそう。

この仔長生きできるだろうか?

せめてそれだけでもなんとかできないだろうか?

 

そんな時に目にした、警察犬訓練所の所長さんが行うしつけ教室。

場所は車で1時間くらいかかるから、ちょっと大変だけど

月イチなら、なんとかなる。

年がいってるから、ダメって言われないかな?

とーたんは嫌がるだろうな。

 

でもこのチャンスを逃したら、もうしつけはできない。

ダメもとでやってみよう!と

とーたんを説得して申し込み、

1回目に参加。

 

予想通り、とーたんは同伴を嫌がって

ワタシが…

1歳前後の若い仔ばかり。

しかも2期生、3期生もいて

冷や汗、脂汗の2時間。

 

ただひたすら、基本的なコマンドをかける。

飼い主に従って歩くという基礎的なトレーニング。

 

なんにも特別なことはしない。

でも飼い主が絶対ということをしっかり覚え込ませる大切なトレーニング。

しっかりほめること、しっかり叱ること

そして犬にとって頼られる飼い主になること。

飼い主が変われば、犬も変わる。

そんなことを実感した10ヶ月。

 

10回を終え、継続も考えたけど

飼い主・犬同士の交流はほとんどなかったので

あとはワタシたちがランやカフェに連れ出して

慣れるしかないのかなと、卒業。

 

でもねぇ、そのころは秋田にはそういったものはなく

あっても連れて行く勇気はなかったけどね。

 

(キッチンで何か落ちてきやしないかと、見守っているの) 

 

でも幸い 秋田のお友だちに会う機会を得て

それから、北東北のお友だち

そして東北のお友だち

そしてそして今年は熊本のお友だちにも会うことができた!

(ここではワンコラしちゃったけど)

 

決してうまくご挨拶できたり、わらわら絡むわけじゃない。

よその人にもしっぽ振って行ったりはしない。

ひたすら気配を消して、しっぽイン。

でも

同じ空間にいることが大切みたい。

徐々にゆっくり変わってきたよ。

 

 

一番うんざりだった 

家族が出かけるときの大騒ぎ。

うちのそらだけかと思っていたら

やっぱりいるんだねぇ。

 

これっていかにも

「置いて行かないでぇ、寂しいよぉ」と泣いてるように思うけど

何かの本で

犬が自分より下に見ている相手に

「こらぁ、なんで置いて行くんだぁー」と怒っているんだと知った。

確かにワタシが出かける時は知らんぷりだもの。

 

それでしつけ教室で習ったことを応用して

先にワタシがそらの脇に座って、お腹を抑え

「大丈夫だよ、大丈夫」とずっと撫でてた。

とっても暴れるから

最初はかなりの力をかけて抑える必要があったけど

だんだん体から力が抜けて

ただ悲しげな顔で見つめるだけになったよ。

騒がずにお見送りできたら、思いっきりほめて…

 

これは困っているあなたにぜひ実践して欲しいなぁ。

最後にワタシが出かける時は

「じゃあね、お仕事行ってくるよ。

なるべく早く帰るからね、お利口でね」

とさらっと話しかけて…おやつをあげるから

今は自らトイレ(なぜ、トイレ?)でオスワリ。

 

諦めないで。

飼い主が意識を変えると犬も必ず変わるから。

効果がないのは、まだ犬が飼い主を信じきっていない

どこか頼りなげだから…。

 

ワンコラしたり、人見知り、犬見知りでも

そらは、ずっと家族には大切な愛おしい存在だったけど

少しずつでも改善されてきて

言うこと聞いてくれたり

よその人や犬と交流してくれると

ますますかわいくて、心から愛おしくなったの。

 

「諦めなければ、絶対夢は叶う」なんて

青臭いことは発言しないけど

ことワンコに関しては、絶対諦めないで!

あのそらが、ここまできたんだから

まだ若くて、きっとそらよりはお利口なあの仔は

必ずよくなるはず!

しっかりほめて、しっかり叱る!

あ、叱るとき名前を呼んじゃだめなんて、それは知ってるよね。

名前を呼ぶときはほめるとき、側に呼び寄せるとき。

楽しい話を聞かせるとき。

 

縁があって巡り会ったあの仔とあなたの暮らしが

もっともっと素敵に幸せになれますように。

ワタシもまだまだ頑張るから、一緒にがんばりましょう。

 

しつけ教室の様子や

ワタシが実践したしつけはサイドバーの「しつけ」カテゴリーに

バックナンバーが残っているので

時間があるときに読んでみてね。

 

とりとめのないながーいお話になっちゃった。

真面目な記事は疲れるね。

書きたいこといっぱいあるけど

今日はこれにて…ふーっ! 

 

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コメント (13)
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