平成7年10月30日
3,922グラムのビッグな男の子が生まれた。
先に双子を授かって、育児は大変だったけど
大きくなって、少し余裕もできて
この子たちがいっぺんに巣立ったら、寂しいなぁ。
でも、不妊治療して授かったんだから
3人目は無理かなぁ、欲張りだよねとあきらめて数年。
お兄ちゃんとは6つ離れて授かった末っ子。
だから可愛かったー。
女の子がよかったでしょ、残念なんて
ひどいことを平気で言う人もいたけど、そんなの無視。
その存在そのものが愛おしかった。
こちらの心の余裕を見透かすように
手のかからない育てやすい子。
よく飲み、よく眠り。
家族みんなで可愛がったせいか、ニコニコといつも笑顔。
のんびり、おっとりと育って182センチ!
周りはみんな都会に行きたがるのに
大学も就職も地元がいいと言い張って。
でも願い虚しく、配属先は仙台。
そんなもんよ。
だったら、まじめに公務員試験でも受ければよかったのに。
去年の春、早々と就職が決まって
「あと1年か」と思ったけど
考えると寂しくなるし、何よりゆうにぃの披露宴に始まり
HARUちゃんの妊娠、出産
そしてお義兄さんの葬儀とバタバタと時間が流れ
ありがたいことにふかーく考える暇はなかった。
いよいよなんだなーと覚悟したのは
研修に行く準備に入ったころ。
じわじわと寂しさ。
「心にぽっかりと穴があく」と言われるけど
それを実感したって感じかな。
でも今が本当の巣立ちの時。
上手に子離れしないとね。
今朝はあいにくの雨。
さぁ、行くぞ!
寮だから大したものは必要ないと思っていたけど
思ったより、荷物が多くてぎゅうぎゅう詰め。
そら、変な格好で寝てるよ。
着いた〜。
「ここかぁ」と言う表情のとーたんとそら。
うーたんは自由に散策中。
まずは回るお寿司で腹ごしらえ。
そしてどこにでもあるお手軽な”お値段以上”のあそこで
カーテン始め様々なものを購入。
チャリンコもあったほうが便利よねとホムセンで。
みんなで一生懸命組み立てて
なんとか、寝られるとこまでこぎつけて
「じゃあね」と別れてきた。
できるだけさりげなく…
友だちは、秋田までわんわん泣きっぱなしだったって言ったけど
さすがにそれはなくて
ポロポロ、しくしくと1人ひっそり泣いたよ。
多分、1人なら
止まらないほど泣いたかも。
くっついて、ぐっすり眠るそらうみ。
あなたたちはずーっとそばにいてね。
忙しい一日だったのね。
読んでてジーンときました。
私は、まだ未知の世界だけど、
ぽっかり穴が空いたよう…というのは、母親はみんな通る道なのかな。
そらちゃん、うーたん、も行ったのね。
みんなで来てくれて、あやにぃちゃんも嬉しかったでしょう。
素敵な両親の元で育ったんだもの。
きっと頑張れるね。
おうちに帰って来たときは、うんとご馳走作ってあげてね。
かーたん、子育て終了おめでとう!
分かってほしくて反発した苦しい思いや、家族で食卓を囲む何気ない夕飯の時間
たくさんお出かけした楽しい思い出
その時間が今の自分を作っているんだと思うと、家族には感謝の言葉しかありません。
きっと末っ子ちゃんもそうじゃないかな?なんて(笑)
かーたんのこのブログを読んで、子供も親も、ひとりになって噛みしめる思いがあるんだなと。ジーンときました
私がいうのもおかしい話ですが、子供はずっと子供ですよね(笑)!子育てとは違うけれど、今年32歳になるわたしでも母に教わることはまだまだたくさんあります!
母はこの世界で唯一甘えられる存在
母の愛は偉大です!!!
かーたんお疲れ様
私もあの日を思い出したわ
車に洋服や靴や荷物いっぱい詰めて高速走って
着いたら不動産やさんで鍵を貰い荷物を置いて
息子と二人でご飯を食べて自転車買って
帰りも高速だから泣いていたら危ないし
最初のサービスエリアで娘に電話をして帰りの予定時刻を連絡して、、ああ~思い出したわ~
こうして子供を立派に独立させて親の役割が終わるのよね
と言っても親で無くなる訳では無いので大丈夫よ
かーたんお疲れ様
そらちゃんとうーたん、それにとーたんにあひるちゃん一家
まだまだ大忙しよ(^^)/
クーたんママさんへ
仙台までは片道2時間半。
だから、早めに出て
荷物運んで、掃除して、買い物して、組み立ててと
忙しかったわ。
いつかは来る日。
しかもこの1年はもうはっきりしていたんだけど
あまり考えないように避けていたの。
空の巣症候群と聞いてはいたけど
私の場合はそらうみもあひるもいるから
壊れるほど悲しいというのはないけど
でも喪失感と言うか空虚感というのは
今は強いね。
末っ子、ほんとに愛おしんで大切に育てたからね。
連休にはもう帰ってくるんだけど
また見送らないといけないと思うと、いやーね。
MAROちゃんへ
そうだよ〜。
巣立ちはするけど
親は親、一生死ぬまであなたを大切に守るわ。
いえいえ、死んでもひっそり見守ると思うし。
ただね、手元にいた子を手放すのは本当に寂しいの。
大きくなってからは、せいぜいご飯を作って
洗濯をしてあげるくらい。
そして、何よりスポンサー(笑)
でもふとした瞬間に「ああもういないんだな」と考えると、じわっと寂しくてね。
息子は明日が初出勤。
ちゃんと会社のお役に立って、働くことができますように。
よたママさんへ
うんうん、そうだったね。
息子は不本意ながら、寮に入ったので
(早い時期にアパートに移りたいんですって)
荷物は多くはないと思ったんだけど
やっぱりはあるわね。
で、お部屋をみたら、あれもこれも足りないしね。
いろいろ買って、組み立てたり。
巣立たせて、子育てっていうものは卒業かなと思った。
もちろん、親子であること
ずっと大切な息子であることに変わりはないけどね。
そうね。
そらうみとあひるがいないともっともっと辛かったかな。
横須賀に行ったときのこと思いだして
泣いちゃった(笑)
心にぽっかり穴
そうだったよなあ
でもそらうみちゃんもいるし
これからあひるちゃん、ますます動いて
かーたんやとーたんの出番が増えるよ
我が家は反対にばーばの出番が少なく
なってきたからさ~
それはそれで寂しいわ
かーたんは上手に子離れしてると思うよ。
うちの親はドライだったから、私や妹が進学で家を出る時も、就職する時も、ほったらかされてたけど(笑)、
今はみんなご両親がアレコレ手伝うのが普通なんでしょ?
入社式にまで保護者席が用意されてるとか聞くからさ、過保護すぎるんじゃないかと思うくらい、親が子どもにベッタリしてるなぁって…。
そういう人達と比べると、かーたんは厳しさと優しさのバランスがとてもいいと思うよ♪
末っ子が巣立てば涙も出るだろうけど、あやにぃにはそれは見せない。
そういうとこ、男前でカッチョいいわよ~♪♪
みんなで仙台まで行ったのですね。
お疲れさまでした。
色々お世話を焼けるのも幸せですよね。
私が一番記憶に残っているのは長男の時ですね。
進学だったので、家を出る時はあっさりでしたが、
入学式の帰りにそれは待ち構えていました。
私一人が入学式に行き、横浜の学校だったので、
入学式が終わり横浜駅のバスターミナルで息子とは”バイバイ(^_^)/~”
バスが動き出し、見上げると真っ青な空が広がっていました。
突然涙が出てきて・・・一人になって、寂しさが押し寄せてきて・・・羽田に着くまで涙は止まりませんでした。
胸にぽっかり穴が開いたような感じでしたね。
それから青空にはちょっぴり寂しさのテイストが加わりました。。。とさ^^;
思いだしちゃった、懐かしいな。
離れた子供たちとは、別の繋がりができて、それはそれで楽しいものですよ。
そっかぁ。
きりさんも泣いたかぁ。
きりさんも末っ子ちゃんがご長男?
やっぱり末っ子の男の子は特別でしょ?
研修に行っていたから
いない生活にはだいぶ慣れたけど
ふとした時に「いないんだなぁ」って
改めて気づくと、また寂しいんだよね。
そうだね。
そらうみとあひるがいないと結構どしーんと落ち込んだと思うよ。
いいタイミングにあひるが生まれた(笑)
雪太郎さんへ
そうだね。
私も考えてみたら、ほとんど自分でやったかな。
親は忙しかったから、頼れないと思ったもの。
現代は親世代が裕福だし、少子化で
手をかけられるだけ、かけるって風潮かな。
女の子って、自分もそうだけど
とても早い段階で精神的に親離れするでしょ。
男の子はなんだかだ言いながらも遅いんだよね。
でも親離れするときは一気にする。
だから、その時がきたら
自分も上手に子離れしてあげようと心がけて
育ててはきたよ。
まぁ、末っ子は格別だけどね。
これからは帰省したら、美味しいものを食べさせて
またからっと明るく送り出す努力をするわ。
ニルスままさんへ
寂しい青空かぁ。
詩が書けそうね。
公共の乗り物で涙が出たら、どうしようもなかったでしょう?
私も巣立たせた一番目は長男の進学。
このときは隣県だったせいもあるけど
割とあっさりだったかな。
就職で千葉に置いてきたときはちょっとやばかったけど。
でも二男の就職やら、なにやら忙しかったから
忙殺された…まだ末っ子っていう保険もあったしね(笑)
歳離れてたことに感謝したわ。
ずーっと親離れできないパラサイトが増える現代。
親離れ、子離れできたのは幸せなことよね。
あとはきちんと働いて、自立してくれたらサイコー。