日系企業の駐在員Aさんは商用で上海に滞在中でしたが、商談中に胸が苦しくなり、救急車で病院に搬送されました。病院で手当を受けていましたが、夜になって容態が急変し、亡くなりました。
団体観光旅行に参加していたBさんはベトナムに到着した次の日、朝食会場に来ないので、添乗員さんが部屋に電話しましたが応答がありません。不安になった添乗員さんはホテルのスタッフと一緒に部屋に入ったところ、バスルームで倒れているBさんを発見。残念ながら既に亡くなっていました。
今年6月から8月までの間、こんな風に若くして亡くなった方が既に5人。いずれも40歳前後、そしてなぜか全員男性です。
海外に渡航する際には、健康管理に十分気を付けるとともに、万一に備え、出発前には必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。
万が一の場合は、海外医療情報センターをご相談・ご活用ください。
思いやりのあるサポートをさせていただきます。
(外務省海外安全ホームページから抜粋)
*********************************************************************
012年9月に発生が報告された中東呼吸器症候群(MERS)。患者からSARSと同じような新型コロナウイルスが検出されました。6月5日付で公表された世界保健機関(WHO)の情報によると、昨年9月からこれまでに MERSコロナウイルスに感染したと確定された患者は54人でこのうち30人が死亡しました。
中東呼吸器症候群(MERS)とは
中東呼吸器症候群(MERS)とは、マーズコロナウイルスという新型のコロナウイルスによって起こる重症肺炎です。MERSとは、Middle East respiratory syndrome coronavirus(MERS-CoV)の略で、中東のヨルダン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦から発生が確認されたことから、中東呼吸器症候群と命名されました。コロナウイルスというと、2002~2003年にかけて世界中で発生した重症急性呼吸器症候群、SARSの原因ウイルスとして知られています。
SARSは8,098名の感染者と、774名の死亡者を出し、致死率は10%でした。MERSの致死率はそれをかなり上回る50%となっています。
感染経路
MERSコロナウイルスの感染経路は現時点では不明です。SARSコロナウイルスは、キクガシラコウモリが持つコウモリコロナウイルスが遺伝子の変化によって、ハクビシンなどを介し、人に感染したと推定されています。MERSコロナウイルスもコウモリコロナウイルスに近いと報告されており、ラクダやヤギなどの家畜から人に感染したと推定されています。ヒトからヒトへの感染はかなり限定的で、可能性はあるにしても、いまのところウイルスが大規模な感染を引き起こす能力を持っている証拠は見つかっていないようです。
症状
MERSは潜伏期間9~12日の後、SARSと非常に似た症状が現れます。発熱、咳、呼吸困難といった、重症肺炎の症状がみられ、さらに腎臓の働きが悪くなる腎不全を合併することがあります。
経過・その他
特効薬がないために、もともと基礎疾患があると、かなり重症化します。現時点での報告では、50%以上の死亡率です。SARSの死亡率が約10%でしたので、感染した場合の死亡率の高さがわかると思います。限定的にですが、ヒトからヒトへの感染も確認されており、患者と長期間同室で過ごしたり、接触距離が短いといった状況では注意が必要です。イスラム教では、10月にメッカ大巡礼があるために、多くの人が集まることで感染の拡大が危惧されています。やむをえず中東へ渡航する場合は、人混みや動物との接触を避け、うがい手洗いなどの一般的な衛生対策を心がけてください。
ご連絡は海外医療情報センター ホームページからどうぞ
*********************************************************************
海外で支払った海外医療費、海外療養費や海外治療費等を日本へ帰国後、海外療養費還付支給制度というもので各都道府県の役所の海外療養課で還付(返還)請求を受ける事が出来ます。
国民健康保険や健康保険に加入の方ならどなたでも海外療養費(海外治療費、海外医療費)として払い戻しを受ける事が可能です。
払い戻しをする際には必要書類としてレセプト(医療診断書、診療明細書、医療明細書)の日本語訳の書類や領収書の日本語訳が必要になります。
レセプト(診療明細書)とは、患者が受けた診療について、医療機関が保険者に請求する医療費の明細書のことである。
診療報酬明細書、又は調剤報酬明細書ともいう。医療機関では単にレセプトということが多いのですが皆様ご存じでしょうか?
外国で受けた診療について、その理由がやむを得ない理由であると保険者が判断した場合日本国内の適用範囲に準じ保険適用になります。
しかし、海外で医療を受けられた場合、その医療費明細書(診療明細書、レセプト)を日本語に翻訳しなければいけません。
よくあるお悩みを寄せられるのが自分では時間を費やす事や専門的な医療用語が多すぎる、なかなか思うように進まない等のお悩みがあり、そんなお悩みにも当法人では各専門分野のプロフェッショナルが極めて高いクオリティーと信頼でお手伝いをする業務を行っております。
ここでの収益に関しましては当NPO法人の運営費用に使わせて頂いております。
文字数や単語数にもよりますが1枚5.000円~10.000円程度 これに推敲料と送料等の事務手数料が別途掛かります。
海外療養費(海外医療費、治療費)還付(支給)制度の翻訳業務
ご連絡は海外医療情報センター ホームページからどうぞ
団体観光旅行に参加していたBさんはベトナムに到着した次の日、朝食会場に来ないので、添乗員さんが部屋に電話しましたが応答がありません。不安になった添乗員さんはホテルのスタッフと一緒に部屋に入ったところ、バスルームで倒れているBさんを発見。残念ながら既に亡くなっていました。
今年6月から8月までの間、こんな風に若くして亡くなった方が既に5人。いずれも40歳前後、そしてなぜか全員男性です。
海外に渡航する際には、健康管理に十分気を付けるとともに、万一に備え、出発前には必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。
万が一の場合は、海外医療情報センターをご相談・ご活用ください。
思いやりのあるサポートをさせていただきます。
(外務省海外安全ホームページから抜粋)
*********************************************************************
012年9月に発生が報告された中東呼吸器症候群(MERS)。患者からSARSと同じような新型コロナウイルスが検出されました。6月5日付で公表された世界保健機関(WHO)の情報によると、昨年9月からこれまでに MERSコロナウイルスに感染したと確定された患者は54人でこのうち30人が死亡しました。
中東呼吸器症候群(MERS)とは
中東呼吸器症候群(MERS)とは、マーズコロナウイルスという新型のコロナウイルスによって起こる重症肺炎です。MERSとは、Middle East respiratory syndrome coronavirus(MERS-CoV)の略で、中東のヨルダン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦から発生が確認されたことから、中東呼吸器症候群と命名されました。コロナウイルスというと、2002~2003年にかけて世界中で発生した重症急性呼吸器症候群、SARSの原因ウイルスとして知られています。
SARSは8,098名の感染者と、774名の死亡者を出し、致死率は10%でした。MERSの致死率はそれをかなり上回る50%となっています。
感染経路
MERSコロナウイルスの感染経路は現時点では不明です。SARSコロナウイルスは、キクガシラコウモリが持つコウモリコロナウイルスが遺伝子の変化によって、ハクビシンなどを介し、人に感染したと推定されています。MERSコロナウイルスもコウモリコロナウイルスに近いと報告されており、ラクダやヤギなどの家畜から人に感染したと推定されています。ヒトからヒトへの感染はかなり限定的で、可能性はあるにしても、いまのところウイルスが大規模な感染を引き起こす能力を持っている証拠は見つかっていないようです。
症状
MERSは潜伏期間9~12日の後、SARSと非常に似た症状が現れます。発熱、咳、呼吸困難といった、重症肺炎の症状がみられ、さらに腎臓の働きが悪くなる腎不全を合併することがあります。
経過・その他
特効薬がないために、もともと基礎疾患があると、かなり重症化します。現時点での報告では、50%以上の死亡率です。SARSの死亡率が約10%でしたので、感染した場合の死亡率の高さがわかると思います。限定的にですが、ヒトからヒトへの感染も確認されており、患者と長期間同室で過ごしたり、接触距離が短いといった状況では注意が必要です。イスラム教では、10月にメッカ大巡礼があるために、多くの人が集まることで感染の拡大が危惧されています。やむをえず中東へ渡航する場合は、人混みや動物との接触を避け、うがい手洗いなどの一般的な衛生対策を心がけてください。
ご連絡は海外医療情報センター ホームページからどうぞ
*********************************************************************
海外で支払った海外医療費、海外療養費や海外治療費等を日本へ帰国後、海外療養費還付支給制度というもので各都道府県の役所の海外療養課で還付(返還)請求を受ける事が出来ます。
国民健康保険や健康保険に加入の方ならどなたでも海外療養費(海外治療費、海外医療費)として払い戻しを受ける事が可能です。
払い戻しをする際には必要書類としてレセプト(医療診断書、診療明細書、医療明細書)の日本語訳の書類や領収書の日本語訳が必要になります。
レセプト(診療明細書)とは、患者が受けた診療について、医療機関が保険者に請求する医療費の明細書のことである。
診療報酬明細書、又は調剤報酬明細書ともいう。医療機関では単にレセプトということが多いのですが皆様ご存じでしょうか?
外国で受けた診療について、その理由がやむを得ない理由であると保険者が判断した場合日本国内の適用範囲に準じ保険適用になります。
しかし、海外で医療を受けられた場合、その医療費明細書(診療明細書、レセプト)を日本語に翻訳しなければいけません。
よくあるお悩みを寄せられるのが自分では時間を費やす事や専門的な医療用語が多すぎる、なかなか思うように進まない等のお悩みがあり、そんなお悩みにも当法人では各専門分野のプロフェッショナルが極めて高いクオリティーと信頼でお手伝いをする業務を行っております。
ここでの収益に関しましては当NPO法人の運営費用に使わせて頂いております。
文字数や単語数にもよりますが1枚5.000円~10.000円程度 これに推敲料と送料等の事務手数料が別途掛かります。
海外療養費(海外医療費、治療費)還付(支給)制度の翻訳業務
ご連絡は海外医療情報センター ホームページからどうぞ