海外医療情報センター

当センターは、海外での旅行や仕事中の思いがけない病気・ケガの医療サポートやご遺体搬送などをさせていただいてます。

『遺体管理の知識と技術』を出版

2013-12-18 17:06:12 | 旅行
顧問である伊藤茂教授が『遺体管理の知識と技術』を出版されました。



ご遺体の基礎知識からその変化と管理について、葬儀分野が行う処置と看護師が行うエンゼルケアメイク、グリーフケアまでを解説する。

ご遺体とご遺族に関わる医療従事者、葬儀関係者が知 っておきたい知識を網羅。

死後の処置に携わる人のための遺体管理学入門。



問い合わせ先

著書  : 『遺体管理の知識と技術』

出版元 : 中央法規出版株式会社

発行日 : 2013年04月20日
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タイの病気発症件数推移
分かっていれば未然に防げる病気もきっとあるはずです。
2011年 病気発生件数
1 急性下痢症
2 不明熱
3 肺炎
4 出血性結膜炎
5 食中毒
6 水痘
7 デング熱
8 インフルエンザ
9 結核
10 性行為感染症

衛生面でまだまだ不安なタイ国です。ダントツの発生件数で推移しているのが主たる原因がウイルスなどの急性下痢症です。急性下痢症となるのは、何も魚介類や肉類からだけではないのです。

タイ政府の過去発表データから
1.ラーブ・ラーブコイ(東北風の生肉のサラダ・マリネ)
2.ヤム・クン・テン(生小えびのピリ辛サラダ)
3.ヤム・ホイ・クレェン(生赤貝のサラダ)
4.カニの炒めご飯
5.ココナツミルクを利用する料理・お菓子(写真はトム・ガー・ガイ)
6.カノン・チーン(タイ風カレーそうめん)
7.カオ・マン・ガイ(鶏肉ご飯)
8.ソムタム (パパイヤサラダ)
9.野菜サラダ
10.氷

 パパイヤのサラダで知られる「ソムタム」やココナッツミルクを使った「トム・ガー・ガイ」でお腹を壊した人も少なくないようです。
「なるべく作りたての料理を食べるようにして、食事の前には必ず手を洗って下さい。」とのことです。私達は気をつけることしか出来ませんが、生食・加熱不足による食中毒にはお気をつけ下さい。

 問題は食材その物の鮮度や店の衛生管理です。もともと著しく鮮度が落ちていたり、不安定な状態で長期間保存していたものは、いくら精肉や生の魚介類を使っていなくても黄色信号です。

 もう一つは、旅行中に暴飲暴食や過度の睡眠不足はそもそも身体が受け付けてくれません。美味しい料理を満喫したかったら、体調管理も大事ですね。

 下痢症に続いて発症件数が多かったのが、発熱(不明熱)や肺炎です。こちらもリズムを崩した食生活や睡眠不足が原因であることが多いそうです。

 ランキング4位にある急性出血性結膜炎も気になるところです。
結膜炎は細菌から来るものとウイルスが原因のものがありますが、厄介なのはウイルス性結膜炎である急性出血性結膜炎です。有効な点眼薬がないため治癒に日数を要する場合が多いです。免疫力が低下して、細菌による混合感染をおこす場合もあるといいます。むやみに目を掻かないなどの注意が必要です。

ただ、下位で死亡件数も少ないからといって、安心は禁物。

穏やかな気候ながら、旅行者にとっても滞在者にとってもちょっぴり心配なのが、病気に罹った時の対応です。海外旅行者保険や医療保険など万が一時の対策は万全に採っていても、どんな病気が多いのか、どんな症状に見舞われるのかまでは意外と知らない事があると思いますのでご参考にしてください。


ご連絡は海外医療情報センター ホームページからどうぞ

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 最近、報道されている不正な 海外療養費の還付請求の問題ですが、報道後、当センターに問い合わせが増加しております。報道により 海外療養費が申請して給付されることを知られた方々が多いのではないでしょうか。所轄役所などに相談されることも大切な確認です。保険詐欺はもちろんの事ながら、二重請求は不正受給の対象となりますので、ご注意をお願いしております。請求期限は治療費を支払った日の翌日から起算して2年間となっておりますのでそれ以前のものは請求する事ができません。




海外医療通訳と高額医療費の減額交渉の活動とは

2013-12-18 10:12:12 | 旅行

NPO法人海外医療情報センターには、医療のスペシャリストチームが存在し海外の病院で言葉が通じない等の際に通訳を行う業務を手掛けております。

 医療関係の翻訳及び通訳には、一般業務と異なる特殊な知識と経験、若しくは専門用語に精通し尚且つ医学用語の理解が必要です。

 日本人の患者様が海外の医療機関で症状を伝え、様々な書類に必要な情報を記入し、正しい方法で提出するためにお手伝いを行い、あらゆる外国語で伝えられる診断や治療、手術前後のケアなども、日本語でわかりやすく説明致します。

 また、海外で暮らす日本人の方が抱く言葉への不安を解消し、安心して海外で暮らすことの出来るよう、受診手続きから診察・検査・手術などに同行し、医師との会話を多言語でサポート致します。

 海外旅行先での急病やケガを負ってしまったときも当法人にご相談下さい。

 楽しい旅行中に病気やけが等ないのが一番ですが、気温や食べ物の変化から体調を崩しやすくなりがちです。

 当NPO法人は世界中殆どのに一流の通訳者を抱えておりますので、お客様のご旅行先で通訳者を手配することが可能です。

 万が一、急病や疾患した場合で、「症状をお医者さんに伝えられない」とか「どこの病院に行けばいいのか分からない」といった際には当NPO法人をご利用下さい。

   外国の中でも欧米での病院で良くあるのが高額な医療費(治療費)の請求には驚きます。

   よく相談を受けるのがアメリカ本土へ旅行中に心臓疾患で救急搬送を受けカテーテル手術等を受け2週間程入院しただけで請求が3000万円、交通事故でも1000万円を超える金額が目立ちます。

 何故、この様な高額な金額になってしまうのでしょうか?

 その多くは外国人だから高額な外国人向けのサービスを行っている医療機関であるのと旅行傷害保険から多額な料金を取れるとみられ高額請求に至る事が原因です。

 ほとんどの旅行傷害保険は名の通り傷害(いわゆる事故やけがに)には保障が手厚いが疾病(病気)には手厚く保障がなされていない商品が殆どです。

 事故と病は突然襲ってきます。心筋梗塞等で3000万円以上の請求が来れば保険会社の保障の限度を超えてしまうのが殆どです。

 私達、海外医療情報センターは専門知識のある教授医師らのスタッフで北米、欧州、ハワイ、中国、シンガポール等で外国の医療機関との海外高額医療費の減額交渉を行っています。

 治療明細書を取り寄せ翻訳解読を行い余分な治療、投薬、検査等を指摘し減額交渉を行い問題を解決しています。

 大まかですが、良くて半額から3割程の減額に成功しております。お悩みの方はご相談下さい。

海外医療通訳と高額医療費の減額交渉



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日本での発生は認められなくなった狂犬病ですが、現在もアフリカ、アジア、中南米などのほとんどの地域で流行しています。7月30日付けで厚生労働省は,「狂犬病が発生していない地域」として厚生労働大臣が指定する地域から台湾を除外するとうい事態がおきています。

 台湾は狂犬病清浄地域(狂犬病の発生がない地域)とされていましたが、台湾行政院農業委員会は7月16日、狂犬病ウイルスに感染した野生のイタチアナグマ3匹が確認されたことを公表しました。市中の飼い犬等での狂犬病の発生は確認されていませんが、7月29日までに台湾全土でイタチアナグマ計12匹の感染が確認されています。

  また中国の北京市疾病予防コントロールセンターによると、自ら飼っていた犬に咬まれたことのある北京市内の53歳の男性が7月30日に狂犬病と診断され、その後8月2日に死亡したという報告がありました。センターによれば今年狂犬病が原因で亡くなった患者は今回で6例目だとしています。

 狂犬病は、発病するとほぼ100%死亡する危険な病気です。大抵は、動物に咬まれることによりうつりますが、動物の唾液が目、鼻、口や傷ついた皮膚から入ることによってうつることもあります。犬や猫のほか、サル、キツネ、アライグマ、マングースやコウモリなどの動物からもうつります。

 狂犬病が発生している地域へ行く方は、ペットを含むあらゆる動物や家畜を触らないようにしてください。

 小さなお子様は動物に触ろうとすることが多く、動物にかじられたり、引っかかれたり、なめられたりしても、親に知らせない(言わない)ことも多いため、狂犬病に感染するリスクが高くなりますので、特に注意してください。

 咬まれた後の治療ができないと予想される遠隔地に渡航する際は、渡航前に、狂犬病ワクチン接種について医師と相談することをお勧めします。


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 最近、報道されている不正な 海外療養費の還付請求の問題ですが、報道後、当センターに問い合わせが増加しております。報道により 海外療養費が申請して給付されることを知られた方々が多いのではないでしょうか。所轄役所などに相談されることも大切な確認行為です。保険詐欺はもちろんの事ながら、二重請求は不正受給の対象となりますので、ご注意をお願いしております。請求期限は治療費を支払った日の翌日から起算して2年間となっておりますのでそれ以前のものは請求する事ができません。