某事件によりすっかり有名になってしまったが、ゴーストライターは立派な職業である。
というより、私自身がそれだった。
署名原稿にしてからが、世間で思っているよりはるかに代理人によるものが多い。
だからゴーストを使ったと言って大騒ぎするのは変である、と私などは考えてしまう。
芸能人が著者である本のほとんど、著名人によるエッセイのかなりの部分は別人が書いている。
ただ約束事があり、一度ゴーストを使ったら、使った方も使われた方も絶対にそれを公表しない
というルールを厳守することが必要だ。
そうしないとあちこちに迷惑がかかる。
ゆえに今回の「難聴作曲家」事件は、ゴーストを使ったのが悪いのではなく、
それをバラしたのが悪いと私などは考えるのだが。
そうでないと「ゴーストライター」という職業自体が存在意義を失ってしまう。
世間の感覚とズレているのは承知の上で申し上げているのです。
すみません。
現役ゴーストライターの独り言でした。(2014.3.16記)
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