やっと今年のポストシーズンが終わった。
「盟主」読売は4勝2敗で予定通り
ハムを食い尽くした。
北海道はともかく、日本中の関係者は
ほっと胸をなでおろしていることだろう。
これで渡辺のオッサンの心拍数も
少しは下がったか。
何しろ今年は「事件」の後だけに
優勝を逃しでもしたら、
大幅な粛清の嵐が吹き荒れかねない。
このシリーズのポイントは第5戦に
あったと思う。
麻雀とかの勝負事をたしなむ諸氏は
先刻ご承知のとおり、試合には流れと
いうものがあり、これをいかにして
捕まえるかというのが監督のウデの見せ所だ。
4回表の巨人の攻撃中、打者加藤はP多田野の
投げた内角高めのボール球をのけぞって
よけただけでなく、いかにも頭部に
あたったかのように大げさに倒れこんだ。
テレビ画面ではファウルに見えた。
加藤の「演技」は責められない。
めったに出番のない控え捕手には、
どんな手を使っても出塁するという
「神聖な義務」が課せられている。
問題なのは主審の判定だ。
彼はもんどりうって転がった打者の
行為だけをみて死球と判断し、
投手まで危険球の廉で退場宣告
してしまったのだ。
ま、彼が雇い主に忠実だっただけかも
しれない。
見抜けなかったのではなく、そういうシナリオ
だった可能性もある。
プロスポーツにはこんなストーリーも
ありうる。
結果として、それ以後勝利の女神は
ハムにほほえまず、流れは読売にいってしまった。
後から振り返って、あそこが分水嶺だったことは
明らかだ。
だから私はシリーズのMVPは「主審」
だったと結論付けたいのである。
「盟主」読売は4勝2敗で予定通り
ハムを食い尽くした。
北海道はともかく、日本中の関係者は
ほっと胸をなでおろしていることだろう。
これで渡辺のオッサンの心拍数も
少しは下がったか。
何しろ今年は「事件」の後だけに
優勝を逃しでもしたら、
大幅な粛清の嵐が吹き荒れかねない。
このシリーズのポイントは第5戦に
あったと思う。
麻雀とかの勝負事をたしなむ諸氏は
先刻ご承知のとおり、試合には流れと
いうものがあり、これをいかにして
捕まえるかというのが監督のウデの見せ所だ。
4回表の巨人の攻撃中、打者加藤はP多田野の
投げた内角高めのボール球をのけぞって
よけただけでなく、いかにも頭部に
あたったかのように大げさに倒れこんだ。
テレビ画面ではファウルに見えた。
加藤の「演技」は責められない。
めったに出番のない控え捕手には、
どんな手を使っても出塁するという
「神聖な義務」が課せられている。
問題なのは主審の判定だ。
彼はもんどりうって転がった打者の
行為だけをみて死球と判断し、
投手まで危険球の廉で退場宣告
してしまったのだ。
ま、彼が雇い主に忠実だっただけかも
しれない。
見抜けなかったのではなく、そういうシナリオ
だった可能性もある。
プロスポーツにはこんなストーリーも
ありうる。
結果として、それ以後勝利の女神は
ハムにほほえまず、流れは読売にいってしまった。
後から振り返って、あそこが分水嶺だったことは
明らかだ。
だから私はシリーズのMVPは「主審」
だったと結論付けたいのである。
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