個人旅行

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12歳の名簿がほしい

2015-11-11 04:58:02 | 日記

ベネッセの顧客情報が流出し、それを買ったのがこともあろうに業務上のライバルである
ジャストシステムだったというのでたいへんな騒ぎになっている。
私個人のスタンスとしては、過去に福武書店(ベネッセの旧社名)で添削のアルバイトをした
ことがあり、一方ジャストシステムの主力商品であった「一太郎」には非常に苦しめられた思い出
しかなく、どうしてもベネッセの肩をもってしまうきらいがあるが、お許しいただきたい。
現時点で判明しているのは、ベネッセの関連会社から業務を再委託された会社に勤務する派遣社員が、
不法にコピーして持ち出したデータを名簿会社に売っていたというものだ。
くだんのDB会社は小学6年生の情報を1件15円ほどで販売したと聞く。
ジャスト社側は「ベネッセのものと知っていたら買わなかった」というが、件数の多さから直接の
担当者にはおよそ察しがついたものと想像できる。
気づかなかったらただのアホだ。
しかし認めるわけにはいかないだろう。
知ってて買ったら同罪だからね。
この件の背景には、受験商戦まっただ中の12歳児情報に価値があり、しかもそれが手に入れにくく
なったという現実がある。
かつては住民基本台帳の閲覧が自由にできた。
以前私の所属していた調査会社が1件10円で書き抜きを請け負ったこともある。
子供の①氏名 ②性別 ③住所 ④生年月日 があればよい。
もちろん電話番号があればなお可。
いい商売だったが、現在は法改正で不可能になったわけ。
アメリカの禁酒法などの例でもわかる通り、よかれと思って厳しい制度をつくっても、
需要があれば結局どこかで水がもれるものだ。
あまり固いことを言わず、住基台帳閲覧を再度認め、前記四項目くらい情報を解禁したら
どうなのか。
消費者にとってはせいぜいDMが増えるくらいで実害は少ないはず。
(これは少数意見だと承知の上です)2014.7.27記



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