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メキシコ国境の壁建設を嗤う

2017-01-29 06:01:15 | 日記

もちろん、戦時中の新聞記事「防空演習を嗤う」からの
ヒッカケだが、こんなことすら書けなくなったら日本も終わり。

米国新大統領「暴君」トランプは新大統領令に署名したとか。

言わずと知れた米国・メキシコ国境に壁を築き、その費用はメキシコ持ちというやつ。

メキシコ側が激怒し、首脳会談を拒否したのは当然だ。

もともとの経緯を追ってみよう。

200年ほど前、米国と、隣接するメキシコは取引した。

大国であるメキシコは、先だって英国から独立したばかりで基盤がまだ定まっていない
USAという連合国に自らの領土を提供したのだ。

いくばくかの金銭を受け取ったが、ほとんどプレゼントに近い。

今の米国の南西部のほとんど、テキサスの砂漠やカリフォルニアの森林地帯。

とうてい使い道のない場所として。

だから両国の行き来は自由だった。

それから幾星霜、そんな昔の話は知らない「アンファンテリブル」の代表トランプが
国境に壁を作ると。

ふざけるな。

これまで米国に温情で提供してきたのに、恩を仇で返すなら、もう土地は没収だ。

そのうえで米国とは断交し、代わりにロシア製のミサイルを元の国境からトランプタワー
に向けて照準を合わせてやる。

というのがメキシコの国民感情だろう。

トランプ君、もっと勉強しようね。



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