先日、突如発表された「政府が女系皇族の是非を検討」とのニュースは、意外性があった。
なぜこの時期に? 天皇の病状がそれほど悪化していたの? との妙な勘繰りを呼ぶ元だ。
現在の皇位継承権のある皇族は、人数こそ十分だが、一人を除いてみな40歳以上。
今の制度のままで30年も経ったら、継続不可能になる可能性は十分ある。
今のうちに手を打っておこうというのは合理的な考え方だ。
だから女性天皇もOK? そこまでは異論はない。だが、女系天皇となると大激論が。
現在の皇室典範は男子のみの皇位相続に限定される。
一般の家庭のように婿養子をとってというわけにはいかない。
昔なら側室制度で解決したが、この女権拡張社会でそんなことをしたら、宮内庁は
袋叩きにあってしまう。
そもそも戦後GHQマッカーサー司令部が皇室の存続を許したのは、
男系相続だけなら100年は持たないと判断したからだという説もある。
遅かれ早かれ、女性天皇は登場せざるを得ない。
その次に女系天皇の即位を国民が許すかどうか。
そんなにX染色体は重要なのだろうか。
現在の皇室系図はどこまで信用できるのか。
7世紀以後はほぼ間違いないとしても。
神話時代のことを信じろといわれてもねえ。
考えることが多すぎる。(2011.11.27記)
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