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除染作業員の日当について

2015-10-09 04:42:52 | 日記

福島県内では2013年11月現在、約15,000人の作業員が除染に従事しているといわれている。
おかげで県内の有効求人倍率は大幅に改善した。
ただし作業員のほとんどは他県から流入しており、地元の方は少ない。
除染がやりたいといって志願してきた者は少数派。
たいていは業者まるごとの進出である。
業者と言ってもピンキリで、元請→一次下請→二次下請→三次下請~以下無限
であり、当然ながら下へ行くほど待遇は悪い。
同じ現場で同じ作業をしていても厳然と差はつく。
日当は二種に大別される。
①環境省直轄、旧警戒区域等線量の高いところの仕事
   通常の日当プラス特殊勤務手当(約1万円)
   福島県の最低時給で計算すると15,400円以下は
   違法となる
②市町村発注の仕事(①以外の地域)
   特殊勤務手当はつかない
まあ、この程度の常識は最低限押さえて来県されるべきだろう。
知らない人が多すぎる。(2014.3.2記)

その後もう一つ増えた。
③環境省直轄、低線量地域
   通常の日当プラス特殊勤務手当(6600円)
したがって日当の相場は
①16000~18000円
②8000~13000円
③12000~15000円
ということになろうか。
実際にはこれに資格手当や運転手当等が加算されるので、雨天中止が毎週
あっても実働20日として①なら30万以上にはなるだろう。

でもほとんどの人はパチンコでするか、飲み食いで遣ってしまう。
手元に残す人は少ない。



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