海洋天堂（かいようてんどう）/2010年

妻に事故で先立たれ、
自閉症と重度の知的障害を持つ21歳の息子ターフーを
これまで男手ひとりで育ててきた水族館の職員、シンチョン。
自分が癌に侵され余命わずかであることを知ったシンチョンは、
ターフーと自らの足をロープでしばり、おもりを付けで海で心中を計るが
逆に泳ぎの上手いターフーに救われ、失敗してしまう。

残されたわずかな時間の中、シンチョンはターフーが一人になっても
生活が出来るよう、カギの開閉、買い物の仕方、バスの乗り方、
服の脱ぎ方等、タマゴの割り方等、ひとつひとつ丁寧に教えていく。
病も進行していき、周囲の暖かい人達に止められようとも
「安心して逝くにはまだ教えることがたくさんある。」と・・


『海洋天堂（かいようてんどう）/2010年』
2011年の日本公開前、情報番組の宣伝とその時流れた予告編の映像に、
子を持つ親として少し感じるものがあり、興味のあった映画です。
結局タイミング悪く劇場に足を運びませんでしたが・・・
俺の行くレンタルビデオショップには1本しか入荷しておらず、
なかなか借りることができなかったという。

ターフーが一人で暮らしていけるとわかったあたり、
胸がとても熱くなりましたよ。。


『海洋天堂 予告編』

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