「大空より愛をこめて」パート①

今日は
「ウルトラマン80」第四話、
「大空より愛をこめて」のパート①です！！
俺的に「80」で一番好きなお話。。
ですから気合入れていきます！！

奇妙な未確認飛行物体が地球に接近し、ＵＧＭ内が慌しい中、


「今日も元気な顔がそろったな！　といってここでさわやかに笑う・・」
矢的猛は自宅で授業で見せるさわやかな笑顔のレッスン中・・
（笑えます・・）


未確認飛行物体は地球に到着し、地中に姿を消してしまう・・
ハラダ　「キャップ！これはもしかして怪獣？？」
オオヤマ「いや～まだなんとも言えんがね・・」

あくる日・・
さっそく昨日のさわやか笑顔の成果を試す矢的。。
矢的　「今日も元気な顔がそろったな・・・ん？」
スーパーがいないことに気が付く矢的。。
ハカセ「シナリオ通りいかないもんだね、先生。。」
矢的　「欠席か？スーパーは・・」
落語　「近くの道で気持ち良さそうにすべってましたよ！！」
矢的　「すべってたぁ？」

学校を飛び出し、
ヘッドホン＆ローラースケートで滑ってるスーパーを見つける矢的。


矢的　　「おい、スーパー！！学校は始まってんだぞ！！」
無視して滑るスーパー。
無理やりヘッドホンをはずす矢的・・
矢的　　「始業ベルが聞こえんのか！！」
スーパー「気持ちいいぞ！先生もどう？」
矢的　　「ベルが鳴ったら登校。世の中そう決まってるんだ！」
矢的の手を振りほどき怒るスーパー。


スーパー「世の中なんかぶっ壊れちまえばいいんだ！！」

「これ下さい！！」
放課後スーパーの家のお店（スーパー）に家庭訪問する矢的。。
矢的　　「進くん、よく店を手伝うそうですね・・」
父は矢的にピンとこないが、店の奥からスーパーの姉が出てくる。



姉(広子)「お世話になります。進、ご迷惑かけてませんか？」
父　　　「あのぅ・・進の先生ですか・・？」
矢的　　「はい、矢的です。ちょっと前を通りかかったものですから・・」
父　　　「そうですか。。あんにゃろ～ね、中学に入ってから急に生意気にな
　　　　　りやがって・・・」
気さくなお父さん、サービスにレモンをくれる・・


突然買い物客のおばさんが、
　　　　「広子ちゃん。。いよいよあと三日だわねぇ・・
　　　　　まあ～一段とキレイになっちゃって・・」
ここで姉が三日後に結婚することを知る矢的。。


矢的　　「そうですかぁ・・おめでとうございます！！」
父　　　「女房が死んでから、一人でうちの切り盛りしてましたからねぇ・・
　　　　　いい歳になっちまって・・」
おばさん「ここらで自由にしてあげなくっちゃ！」
姉(広子)「でも私、やっぱり心配で・・」父を見る広子・・
おばさん「大丈夫、安心していきなさいって。。ほら、礼の再婚話、
　　　　　あたしがうまく進めてんだから・・あ、そうだそうだ・・」



父のお見合い相手の写真を見せるおばさん・・
姉(広子)「キレイな人だわ。。お父さんにはもったいないくらい。。」
父　　　「何言ってやがんだ！お父さんだってまだ若いんだ。
　　　　　キレイなかみさんもらってバリバリ仕事しなくちゃ！
　　　　　ハハハハハ！！」
おばさん「そうよ。それに進ちゃんにはお母さんが必要なのよ！」
姉(広子)「う～ん。。進がわかってくれるといいんだけど・・・」


・・先ほどの進の言葉が矢的の脳裏によぎる・・
　　　「世の中なんかぶっ壊れちゃえばいいんだ！怪獣が出てきてさ、
　　　　学校も家もみんなぶっ壊しちゃえ・・・」

矢的　「あのう・・・」
今日のことを話しかけようとするが姉とおばさんが去り、
父と二人きりになる矢的。。
　　　「やさしそうな人ですね。。」
再度お見合い写真をみて父に言う矢的。
父　　「関係ないですよ・・」
矢的　「はぁっ？」


父　「ここだけの話ですがね、そうとでも言わなきゃ広子の奴、
　　　嫁にいきゃしないんですよ・・」
矢的「じゃあ、見合いしないんですか？」
父　「はっはっは。進の気持ちが大事ですからね。
　　　あいつと二人で気ままにやっていきますよ・・」
いいお父さんです。いいシーンです。。


　　　　「親子っていいもんだなぁ～～」
満足して帰る矢的・・そこへＵＧＭから呼び出しが・・

------UGM基地------

オオヤマ「地球防衛軍アメリカエリアから連絡が入った。
　　　　　そうとうの破壊力持った怪獣が猛スピードで地球へ接近中だ！」
エミ　　「怪獣の音波をキャッチしました。」
ハラダ　「こないだ落下した物体と同じ音波を発してます・・やっぱりあれ
　　　　　も怪獣じゃあないでしょうか？」
オオヤマ「空と地上両方から攻撃してくるつもりだ。。」
鳴り響く電話をとる矢的..
矢的　　「キャップ。地球防衛軍アメリカエリアは怪獣を
　　　　　迎え撃つために既に基地を飛び立ったそうです！！」
オオヤマ「我々は地上の怪獣を探しだすことが先決だ。
　　　　　矢的隊員、一緒にこい！」

矢的　　「了解！」
オオヤマ「ハラダ、タジマ隊員は空から探れ！！」

シルバーガル発進とともにワンダバが流れる・・・



夕日の中、空、地上とパトロールするが、発見することは出来ず・・・

夜になり、スカウターS7から降り、
丘の上から平和な夜の町並みを見る矢的とオオヤマ・・


矢的　　「キャップ。。子を愛する親や弟を想う姉。。
　　　　　あの灯りの一つ一つに色んな人間、色んな愛や喜び、
　　　　　悲しみがあるんですね・・」
オオヤマ「・・うん、あの灯りの下の一つ一つの生活を守る。。
　　　　　それが我々ＵＧＭの使命なんだよ・・・」
矢的　　「・・ハイ・・・・」

ここは「80」の中でもかなり好きなシーンですね・・

以降パート②へ・・・