ポルトガルの空の下で

ポルトガルの町や生活を写真とともに綴ります。また、日本恋しさに、子ども恋しさに思い出もエッセイに綴っています。

ドウロ川のゴンドラリフトTeleférico

2017-09-09 09:19:07 | ポルト
2017年9月9日 

2009年から2年がかりで完成したテレフェリコ

ポルト旧市街の中心、サン・ベント駅から出るMousinho da Solveira通りの長い坂道を下りきるとドウロ川河岸にぶつかります。

ケルト語で「水」を意味するドウロ(Douro)川はポルトと隣町ガイア市を両岸に従え、やがて大西洋に行き会います。川岸ポルト側をリベイラ(Ribeira)、ガイア側をカイス・デ・ガイア(Cais de Gaia)と呼び、ドウロ川は昔から両市に繁栄をもたらしてきた川です。

円堂のSerre do Pillar向かいの到着地点Jardim de Morro。

特にガイア側はポートワインセラーが軒を並べるので知られ多くのツーリストが訪れます。その上空を2011年に開通した「テレフェリコ(Teleférico)」が行き来しています。ガイア市の丘にあるMorro公園と河岸のスーパーボック広場間562メートルの距離を5分で結びます。


ドアは自動開閉。8人乗りが12キャビンある

テレフェリコから望むポルト旧市街の街並みは、赤レンガの屋根が段々畑のように重なり、まるで真っ青な空をキャンバスにした絵のようです。 5分じゃ足りないよ、と仰せの方には往復利用もあります。片道6ユーロ、往復9ユーロとちょっと高いですが、十分に価値があると思います。


地上最高度は57.2メートル。

本日はこれにて。
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