カウリングにチェッカー貼って放ってあったハセガワのA6。ハセガワも同じ機体のデカールを入れてくれていたが、これはエアロマスターのデカール。時々貼れない事もあるが、これは使えた。
キット自体はハセガワスタンダードで特に大きな問題はないが、組説がA8のまんまなので要注意だった。
まず、ピトー管。翼端では無くMG151/20の傍に、指定のではなく不要とされている長いの付ける。と書いたがとても切り出せそうも無かったのでパイプ等で作り直した。塗装図は正しい姿になっている。
モラーネアンテナは付いていない。後期生産分から搭載されたDFループアンテナは悩ましい。和田さんの箱絵には描かれていないが、現地改修で付けられた可能性も捨てがたいし、穴開けちゃったしで、付けてしまった。
塗料はいつものソリッドカラー、74,75,76のグレー迷彩。ただし、これのRLM75は瓶生だと赤味が強すぎるので調整してある。
A8と並べて作っていたので同じように軽くウエザリング、墨入れ等をやったが、いい所で止めるのが結構難しい。気を付けないと、どんどん汚く、暗くなってしまう。
緑系のA8と並べると戦局の変化が見えて面白い。物の本によればグレー系は制空迷彩、緑系は防空迷彩だそうだ。色が変わったのは塗料の供給にも関係有りそうだ。
砂漠、太平洋の機体と同時に作ったせいか、艶を消し過ぎたように感じる。つい、気がせいてで缶スプレーに走ったのもいけないな。次は、もう少し艶に気を付けよう。