年末に長姉の体調が優れないと次姉から連絡が入り
正月も落ち着いた18日から二泊三日で帰省して来ました。
新幹線は新大阪から広島まで1時間半、しかし新大阪に行く迄と
広島から姉の家に着くまでの時間が長く、片道4時間の旅です。
幸い行った時は姉の体調が良く、姉妹四人と姪二人を加えて六人
賑やかなお喋りタイムになりました。
久しぶりに大笑いをしたと喜んで貰って私も行ったかいが有ります。
親はもういないので姉妹はお互いに貴重な存在です。
翌日厳島(宮島)にお詣りしようと言っていたのですが
丁度広島マラソンが行われた日で宮島が折り返し地点になり
交通規制がしかれるので姉たちが以前住んでいた坂の上の家に
皆で行きました。
ここから宮島の西の方が見えます。
船着き場は少し方向が違うので赤い鳥居は見えません。
実家も少し離れた所にありますがやはり坂の上にあるので
同じような景色を見て育ちました。
夏は宮島の山の上から朝日が昇り子供のころポンポンと手を叩いて拝んだものです。
急坂で不便なので姉達は便利な平地に越したのですが
今は上の家にも道路が庭に続く所まで綺麗に舗装されています。
もう20年くらい経っているのに家の痛みもなくそのまま住めそうです。
でも便利なところに行くともう坂の上には帰りたくないと言っていました。
電車や車で近くを通ると牡蠣の筏が見えます。
(在来線の車窓から撮りました)
二月にとれる少し小ぶりの牡蠣が一番美味しいそうです。
でもちょっと残念な話を聞きました。
この瀬戸内海に流れ込む川の上流にダムが出来て
以前は沢山とれていた魚が、捕れなくなり漁をする人がいなくなったそうです。
冬には生で食べることが出来たアサリも、そしてシジミも勿論捕れません。
川の水が少ないため海底がよどんでいる為だそうです。
それでも近海でとれる魚は新鮮で美味しく
大阪では見かけない雑魚のような魚も刺身で頂きました。
帰りには広島駅で友人と待ち合わせ
美味しい(大振りでしたが)牡蠣の釜めしもいただき満足して帰ってきました。
次回の帰省も今回のように賑やかに笑えたらいいなと
祈りながら帰路につきました。