信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2014/09 秋色の那須岳を登る

2014年09月25日 | 那須五岳

こんにちは。
今回は関東の百名山、那須岳を登ります。
ようやく天気が安定した、この飛び石連休に日帰りで行ってきました。
那須岳は栃木と福島との県境にある活火山の総称です。
代表格は茶臼岳、朝日岳、そして一番北の三本槍岳、さらに従える山が多く硫黄ガスが渦巻く勢いのある山々です。

この朝は天気が良く、日光連山も新幹線から綺麗に見えました。

スマホ画像なので、画質はご勘弁を。。


大宮AM 7:00発のやまびこで、那須塩原に着いたのが7:50、一服する間もなくAM 8:05発のバスに乗り込みます。
始発ですがほぼ満員、やはり乗るのはザックに山装束、バスの中の会話もこの夏の天候不順のリベンジ話が多かったですね。
黒磯駅にも寄って、那須ロープウェイ着がAM 9:20、すぐにロープウェイに乗れました。

  

良い感じの山景が広がっています。

今回の工程はこんな感じです。



AM 9:30 まずは茶臼岳に向けて出発です。



非常に良い感じで関東平野が見渡せました。







山頂駅エンブレムとこれから目指す朝日岳。

    

デーンと丸っこい茶臼岳。登るにつれてその形はどんどん変わってきます。



牛ヶ首分岐と色づいた鬼面山(きめんざん)、そして朝日岳の尖がり。

      

大岩です。ムチャクチャでかいですね、20年前にも来ましたが迫力は変わりません。



  

歩き出して30分、茶臼岳の三角点に到着です。



茶臼岳神社の鳥居をくぐります。

    

AM10:00 山頂到着。山頂エンブレムは記念写真の待ち行列で断念。老若男女問わず混んでました。



姥ヶ平です、良い感じの色に染まっていました。



混んでいる茶臼岳山頂は早々に退却し、朝日岳側に回り込みます。



こちらは流石、大倉山方面、だと思います。



ごつごつした茶臼山周辺と姥ヶ平、その先の南会津までの山々です。
茶臼岳の斜面の噴煙が印象的で、時々間欠泉のようにブシューと大きな音をたてていました。

      

お鉢巡りの道を回って、朝日岳を正面にとらえます。



時々沿道の紅葉に励まされます。

      

まだ花も楽しめます。



岩だらけの道を一旦、降りて行きます。

    

茶臼岳の噴煙が間近に見えました。
硫黄の匂いがプンプン漂っています。火山にいるなと実感しますね。



この山歩き中、りんどうがずいぶん咲いていました。
今回は花が開いているものだけ、厳選して掲載することにします。



峰の茶屋跡が見えてきました。



AM10:40 峰の茶屋跡到着です。あくまで茶屋跡ですから営業はしていません、ご注意を。
余計なお世話ですがトイレもありません。

    

振り返って仰ぐ茶臼岳。
トラバースしていく道は大丸温泉(県営駐車場)からの道です。



  

一休みして朝日岳に向かいます。



けっこう迫力のある登山道です。
北アルを意識してなめていましたが、気が引き締まりました。

    

恵比寿大黒です。


振り返り見る茶臼岳。



そこそこハードな道が続きます。






けっこう危険地帯もありましたが、ビックリしたのは幼稚園年少くらいの子ども連れで登っていたこと。
待つのは構わないのですが、パパ・ママもやっと登っているのにちょっと。。
子連れ登山も大いに歓迎しますが、時と場合を考える必要があるでしょう。
介添えなしで、あれは危険すぎますね。後ろで見ている私が疲れました。



そういう訳で核心部は撮りそこない・・それでも何だかんだで朝日の肩に到着。





歩いてきた稜線を振り返って一息入れます。



こちらはこの後いく熊見曽根、斜面が良い具合に色づいていました。



  

さて那須の二番峰、朝日岳に向かいます。



越えてきた細い尾根も見えます。

  

AM11:30 朝日岳 1,896m 登頂です。



こちらは先ほどの熊見曽根と南会津方面。



こちらは北側でしょうか、白河方面だと思います。




  

先ほどの朝日の肩に戻って、昼飯にします。
ここは本来、風の通り道なのですが、この日は珍しく風が弱く涼しい快適な場所でした。
那須岳と言えば強風・暴風、覚悟してきたつもりでしたが、この日ばかりはついてましたね。



さてメシを食べて、熊見曽根に登る途中で振り返った朝日岳山頂。
茶臼岳側から見る姿とは、まったく違いますね。
緑穏やかな、ちょっと尖がっただけの山に見えますが。。
スケールは違いますが、北アル白馬岳の長野側と富山側みたいな感じですね。



これが最盛期になると、どんな錦繡の景色になるんでしょう。

    

でもこちら側の崩壊は激しい。。



12:20 熊見曽根に着きました。



そのまま綺麗な紅葉に誘われて隠居倉へ向かいます。
本当はまっすぐ1900m尾根を越えて、三本槍岳に向かうこのも出来ましたが。。



痩せた尾根道ですが、綺麗でした!



清水平と三本槍岳。
槍とつくわりには丸い山頂、その昔 領土の境を明確にするために、三本の槍を立てていたからとか。。



笹原と紅葉が綺麗な尾根道。
眺望も最高でした。

      

隠居倉とその向こうは日光連山でしょうか。。



ここが圧巻でした!

        

人がおらず、変化が多く楽しめる尾根道です。







    

12:50 痩せていますが快適な尾根道を歩いて30分、隠居倉に到着。



三本槍岳を仰ぎ見て、三斗小屋に向かいます。



今日はここまでにしましょう。
次回はさらに色鮮やかな山道に入っていきます。

おしまい。

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