信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2015/02 国府津のみかん山を越える

2015年02月15日 | 季節の花

こんにちは。
小田原では富士山が見えなくなって、若干心残りになりました。
電車から綺麗に見えた国府津に戻ることにします。
小田原から戻って国府津。駅前がすぐ相模湾ですが、前回はバスで行った曽我の梅林を今回はみかん山を歩いて行ってみます。

コースはこんな感じです。
国府津・曽我丘陵ウォーキングコース

駅から海側に出て、東海道(1号線)を小田原方面に戻ります。
岡入口の交差点を右に折れて、東海道線のガード下をくぐります。
さらに御殿場線のガード下をくぐると菅原神社の鳥居が見えます。ここを右に折れて少し上がると光明寺に出ます。
PM13:50 左に折れて、光明寺を右に見てみかん山に入ります。


いきなり出てきたこの絶景。


小田原ではまったく見えなかった富士山が、あっという間に展開します。
左に目を向けると、さっき潜った新幹線と相模湾、そして伊豆の稜線が見えてきます。


けっこう急坂です。
でも路面はアスファルトでもない、コンクリートでもない、味のある舗装路で歩きやすいです。


両脇みかん畑が続きます。
  

おいしそうな蜜柑がそこここに。
実際、ところどころに蜜柑の皮が落ちてました。ハイカーたちが買って食べながら歩くのでしょう。


ヒヨドリも落ちたミカンを食べてました。
振り向くと碧い相模湾、左手には雲が棚引く富士山。
    

伊豆の大島が大きく見えます。


そして時々、満開の白梅に出会えます。




蜜柑の黄緑が輝いていました。


気持の良い木漏れ日の山道を登ります。


歩いて30分、カーブミラーがある、ちょっとしたピークに出ます。
  

出てみると大海原が望めます。


寒桜が咲く西山農道休憩所に着きました。何と仮設ですがトイレも完備。
地元の人の気持ちが有り難いですね。
      

太平洋を背に北へ進みます。


ここで道に迷って左に行きましたが、しばらくして戻りました。
曽我梅林への案内がありません。反対から歩いてきた人に聞くと、真っ直ぐ六本松跡への道が正解でした。
  

蜜柑と大山。


さらに登ります。
  

ここまで来て富士山の隣に、金時山のピークが見えてきました。


風外岩窟への分岐。昔の行者修行の跡でしょうか。
菜の花の向こうに相模湾、そして杉の森と変化が大きく、まったく飽きない道です。
    

こんな急坂もあります。登ってから撮りました。


青空へ向かう最後のキツイ登り。私の安物の腕の高度計は標高200m前後でした。


PM14:50 光明寺からちょうど一時間。
ここからは下り、小田原の街を見下ろしながら降りて行きます。
      

ところどころで正面が富士山! 近いです、これは感動しました。


見晴台経由で別所梅林を目指します。
      

見晴台は満席、山の同定が出来る看板もありました。
スルーして満開の梅がお出迎えです。


良い匂いが漂う坂道でした。
    

車道に出るところでオオイヌノフグリが満開。


目の前に富士山、そして眼下は別所梅林の梅、梅、梅。


梅林まで降りてきました。梅の香りが春を告げています。


    

白梅に群がるメジロ、まさにメジロ押し。
  

これは薬師堂近くの満江御前の墓地の近く。


樹齢数百年の大きな楠があります。


青空に映えますね。
    

小腹がすいて梅林の真ん中の休憩所で、つきたてのお餅を頂きました。
¥200で3個、小豆あんときなこ、そしておろし和えの三種類があります。
我々は小豆あんこで頂きました。つきたてなので美味しかったこと! 柔らかくて粘りがあります。

迷いながら向かった下曽我駅までの道すがら、歩いてきたみかん山を仰ぎます。


下曽我駅に着きました。箱根山に陽が沈みます。
    

また素晴らしい休日を過ごせました。
自然に感謝ですね。また来ようと思います。
    

次回は多分、信州から。。約束は出来ませんが。
おしまい。

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