3582 沖縄・阿嘉島ダイビング 2014/05/15(木)
◆ 05/11(日);初日・・・・ 前日まで旅支度を終えていたのだが朝、Log Bookを見ると二回分しかなく慌ててPCとPrinterで作成した。簡単に出来るものでなくPrinterの位置合わせが面倒でなのである。10:30女房に駅まで送ってもらい、YCATから羽田へ、荷物預けが30分程待たされた以外は沖縄・那覇空港までは順調であった。しかし”ゆいレール”に乗りホテルに向かう所から可笑しくなり、道を間違え倍の時間をかけてしまった。気温27℃の沖縄、汗だくでホテルにチェックイン。シャワーを浴びた後ホテルのフロントに美味しいお店を紹介してもらいそこに向った。
典型的な沖縄の居酒屋店でめちゃくちゃ美味しくしかも安かった。中生2杯、泡盛古酒試飲セット、イカソーメン、グルクンの唐揚げ、ゴーヤチャンプル、島ラッキョの天ぷら、35度~43度織り交ぜて5種の試飲セットが効いた。すっかり酔っぱらってしまった。会計は4600円と安く、感謝の気持ちを込めてフロントの人にビールとおつまみを買って帰った。
◆ 5/12(月);二日目・・・・ 今のシーズン高速船が運休しており一日一往復である。出航は10:00なので朝食はゆっくり食べた。Web予約でわずか3500円と格安。ホテルから泊港まで徒歩5分、Web予約済なので乗船はスムース。船内は満席状態、座席指定ではないので結局後部甲板席に椅子に坐る。風が吹き抜けて気持ち良かった。約1:30分後、阿嘉島港に接岸、迎えの車でショップ兼宿泊施設に到着した。チェックインの際、二階のシングル個室を頼んでいたが店側の都合で三階のトリプルを同じ値段で変更して欲しいと依頼された。元より異存なく広くて快適な部屋を独り占め出来た。またプレミアム会員を勧められた。特典は50,000円で2,500のチャージバックがある。帰りの清算に50,000円以上支払うので了承した。
午後、港から20人乗りダイブ専用船で初ダイブ。なんとダイバーは私を含めて二人、船長とイントラと4人広い船内が寂しい。お蔭でユッタリダイブサンゴの写真撮影が十分出来た。梅雨の晴れ間も超ラーッキーで日差しが強い。二本目は函館から来た若い女性1名が乗船しダイバーは3人となる。ここでも思う存分サンゴ写真が撮れた。宿泊先の屋上に大きなジャグジーが用意されておりダイブの後を癒してくれる。ここで夫々自己紹介した。夕食前コンビニでビールを買い喉を潤す。夕食も美味い体を動かしているからかも・・・
夜7:00からLog付け皆で本日撮った写真を見せ合うが小生はサンゴ写真ばかりで申し訳なかった。明日は6名体制のダイブとなる予定。部屋に戻り、持参した焼酎をお湯割りにして飲み、早めに就寝。TVではワールドカップ日本代表が決定したことを伝えていた。
◆ 5/13(火);三日目・・・7時起床。早めに食事を済ませ8:40集合時間までゆっくり寛ぐ。夕食も朝食もバランスが取れていてとても美味しい、特に野菜が豊富なのは嬉しい。天気は小雨、梅雨の沖縄は仕方ない。一本目はサンゴが全くいない砂地ダイブ、点在する小さな根に居つくミクロ生物が目的。小生は興味ないので皆さんの上をホバリングし時間を過ごす。二本目は雨から曇りに変わった。サンゴ群生地帯をドリフトダイブしたが、写真を撮る条件ではないので流れの無い時もう一度来たいポイントである。サンゴ瓦礫場で3対のコブシメが正に産卵する状況を観察できた。三本目終了後、ボートの船上は土砂降り状態。天井付のボートなので問題ないが下船するとトラックの荷台に作った簡易ベンチに腰掛けずぶ濡れなるもウエットスーツでも寒い。
宿舎到着後ウェットを脱ぎ捨てジャグジーに飛び込み温まった後、部屋に戻りシャワーシを浴びビール二本を飲み干す。夕食は和洋中織り交ぜた食事で量が多く腹一杯になる。Log付けで必ず飲む酒はパスした。明日も早いので早めに就寝した
◆ 5/14(水);四日目・・・昨日と同じ行動パターン。違いは一本目のダイブのメンバーが二人減り4人になった事。しかもこの三人は二本ダイブした後、午後3時過ぎの船で那覇に行き一泊するという。今日の一本目、事前情報では緩やかなカーレントダイブをするというのだが、塩の流れが変わり逆カーレントなってしまった。体力を消耗し全員からブーイング。二本目は昨日のポイントよりやや北側よりエントリー、ここは完全なドリフトダイブで一本目の疲れが解消できた。
昨日と同じ場所でコブシメ1対と遭遇した、大きな図体、刺身にしたら数十人分にはなるだろう。このポイントは何回潜ってっも良い位。午後予定していたダイブはキャンセルしたので、有り余る時間の使い方に苦労する。取りあえず器材を洗い天日干し。その後初めて狭い村を散策し昼食に沖縄そばを食べた。この店で本日船で帰る昨日まで一緒に潜っていたKさんに会う。彼は徒歩で片路1時間の慶良間飛行場まで散策したと言っていた。
帰路は砂浜伝いに帰ったが浪打際には無数のサンゴの瓦礫が散在、その中から比較的個体の状況が判読できるサンゴを採取して宿舎に帰った。夕食まで時間があるのでビール、日本酒、焼酎を飲んでしまった。夕食はおかずだけで生ビールを飲み済ませた。
◆ 5/15(木);五日目・・・飛行機に乗る18時間前には潜ってはいけないので今日はダイビングは無し、船便の関係で15:30出航まで時間をどのように過ごすかが本日の課題。取りあえずチェックアウトを済ませ、手荷物はフロントで預かって貰い、器材を宅急便で送るための荷造りを終了したのが10:00を過ぎていた。
5時間500円のサイクリング車を借りた。普通のママチャリ自転車なので坂道が辛かった。阿嘉島の西から東へ、東端の展望台からの眺望は素晴らしかった。ここでイタリアから来た同年輩の男性と会話、四国お遍路周り終えて沖縄に来て日帰りで那覇に戻り二日後奥さんが来日して京都・奈良を見学すると言っていた。展望台を後に、更に南北の島々を結ぶ橋梁を二つ渡り慶良間空港まで足を延ばした。空港までの登り坂が心臓破りで辛く登りきると全身汗びっしょり。空港派閑散としており人っ子一人居ない。だだっ広い空港に職員の姿も見えず気味が悪い。早々に引き揚げたが帰路の道は下り坂で気持良かった。
ラッキーな事に宿舎に引き揚げ自転車をもどしたらスコールがやって来た。ほんの5分遅れてたらびしょ濡れ状態になっていただろう。シャワーを借りてすっきりし15:00港送りのマイクロバスに乗り15:30の船に乗船。残ったビール2本を飲む、運動した後なのでやけに旨かった。空港で土産を買い定刻出発の羽田行きに搭乗、荷物預けが無いので21:00のYCATバスに乗れた。家には22:00前に帰宅できた。焼酎のお湯割りを飲み0:30に就寝した。良い旅であった。