<桜井市今井谷 『八講桜』>
多武峰・談山神社に向う途中の三叉路に『八講桜』と書かれた看板を右折して700m進むと今井谷地区に至る。
道幅が少し広くなったところに駐車場が設けられていて、この左側の高台に樹齢300年の枝垂桜が聳えている。
去年は駐車料金300円を徴収されたが、今年は誰もいない。満開ではないため無料なのだろうか?
竹薮に囲まれたところに、樹齢300年の「八講桜」が支え棒に寄りかかりながら枝を垂らしている。
車を運転しながら路面ばかりを見ていると、通り過ごしてしまいかねない。
手前の急な坂道を登り、根元に近づく。
自治会館(満願寺といわれているが?)前の庭に、この古木が崖に向って生えているのだ。
曇天でシャープさはないが、太い幹の緑色が鮮やかで、淡いピンク色の花びらを引き立たせてくれる。
まだ3分咲きといったところ。先着のプロのカメラマンと同じアングルで狙うが・・・カメラも違えば、カメラの台数も違う。コチラは光度計も無い、三脚も無い、当然ウデも無い。
違うのは、コチラは地元の利で、満開の時にもすぐ来れることだ。
プロは和歌山ナンバーの車に乗っていたのだ。
去年は2度、訪れた。今年も満開になれば、また来たいものだ。


▲やはり、曇天だともうひとつ綺麗じゃないなぁ。再度、挑戦することにしょう!

<聖林寺の桜>
帰途、聖林寺に立ち寄った。
奈良時代に、藤原鎌足の長子・定慧が談山妙楽寺(現談山神社)の別院として建立したもので、天平仏の傑作・十一面観音立像があるお寺である。
逆光であるが、曇天であることを幸いに、撮った。
ここも2分咲き程度だ。

何時も本当に素晴らしい写真を拝見させて戴き、
いらいらがスーッと消える様です。
特に花びらのピント合わせが、出来ません。
撮っては消し、撮っては消しの連続です。
所で、昨日の枝垂れ桜が青空の下で、何とか
撮る事が出来ました。ブログに追加して見ましたので、ご指導をお願い致します。
三枚目の竹林が見える写真、いいですね。
淡い枝垂れ花が淋しげです。満開ともなると
また景色が変わるのでしょうね。
咲き始め、期待がふくらんでいいものですね。
地元にこんな名木があるのは、ほんまにラッキーなことです。
ぜいたくな春ですね。
まさに孤高の桜と言うべき風格ですね。
何におもねることなく、咲きたい時に咲く、といった泰然とした雰囲気を感じます。
聖林寺の十一面観音は大好きな仏像です。
大きな桜の木があったのですね。境内が狭かった印象が
あって、桜の花に会った記憶がありませんでした。花盛りにはこんもりとピンクの大きな傘になることでしょうね。
竹林のバックがきいています。