国道165号線の道端に「菜の花畑」・・・・の看板。
これに釣られて立ち寄ったのが、桜井市狛(こま)地区。
ところが、植えられている菜の花畑は、まだ生育途中で、緑一色。黄色の花は、まだ先。
細い道を登り詰めたところにあったのが、この三叉(ミツマタ。三椏とも書く)。
沈丁花(ジンチョウゲ)科で、近寄ると甘いような酸っぱいような、香りが漂っている。沈丁花よりキツクない。
室町時代に渡来し、花は蜂の巣がぶら下がった形。
枝が3本ずつ分枝することから、三つ叉・・・三叉。なぜ三つに分かれるのか・・不思議だ。
樹皮は強い繊維があり、楮(コウゾ)、雁皮(ガンピ)と共に和紙の原料。紙幣・証紙の重要な書類に使われている。
シワになりにくく、虫害にも強いのだ。

▲ジンチョウゲと同じ仲間。葉っぱより先に、この筒状の小さな花が枝先に30~50個咲きます。

▲かなり大きな木になっていて、満開に近い状態です。近寄ると甘酸っぱい香りが漂っていました。
今日はみぞれまじりの冷たい雨です。
三叉・・・・私も昨年秋ですが、県北の林道を抜けた時、見慣れない木に花が残っていて
近寄って見たのですが、この三叉でした。
こんな風に沢山花がつくのですね~
県北の深い山にあって目立っていたのをよく覚えています。
必ずミツマタに枝分かれしますね、へそ曲がりがいないか良く見るんですが、まだ見つかりません!不思議です!!どうしてなんでしょう
温かみのある黄色がきれいですね。私はいつも生駒山で見ます。
コウゾ・ミツマタといって紙の原料であることは知ってますが花の咲く時期しか知りませんね。
特異な花の形ですぐわかります。