先日、横浜囲碁サロンに謝ちゃんにきていただき、弟子の小熊と2子で公開対局をしていただきました。
そのときに一緒に取材もお願いしました。謝ちゃんがプロになるまでの道のりが詳しくかかれています。
私の弟子には何度も読んでもらいたい内容で、まだ言葉を覚えるような年齢からすごい努力をしてきたのだと痛感したし、すごい刺激になった。
謝プロの取材は横浜囲碁サロンのHPから見る事ができます。コチラ→横浜囲碁サロン
公開対局当日は立ち見も出るほどのお客さんに集まっていただきました。
お祭り気分で始まった対局ですが、とんでもない名局が生まれました。私の推測ですが、プロ棋士はあまり人前で対局しないので、謝ちゃんは観客を前にして本気モードのスイッチを入れてくれたのではないかと勝手に思っております。
というわけでとっても勉強になるのでポイントを解説していきます。
白のミニ中国流という立ち上がり。最初の工夫は白1の手です。
これに対し黒は1と定石通り受けると・・・。
白2から一見普通の定石ですが、白▲とかかった石が働き黒が左辺に窮屈な形で閉じ込められます。
小熊もこれを察知して1とハサミで対応。黒11までは相場の進行です。
ここで白1は参考になる手です。AやBなら定石の手で普通ですが、2子局ということもあり変化の多い手を選んだそうです。
謝ちゃんは「変化の多い手が好き」と当日も言っていましたが、これは戦いになっても自信がある証拠でなかなか言えない言葉です。私としてはこの言葉が聞けただけでも大変勉強になりました。
その後黒5まで進行したところです。次の白の手は強烈な妙手でした。
次が書きあがるまでに考えてみて下さい。とても勉強になると思います。
中編に続く・・・。
12時前に書き始めたのですが、この時間・・・
おやすみなさい・・・
山勘で4の十七にします(^^;)
続きを書いたので参考にしてみてください。