創業日誌    

商人(あきんど)デビュー塾の受講をきっかけに、創業ネタを綴ります。

レジ待ちの列にも商機あり

2018年06月18日 22時15分49秒 | 商人デビュー塾

比較的大きなコンビニではレジが複数あることもめずらしくありませんね。
従来は、レジごとに列ができていてどのレジに並ぶと一番早く支払いが済むかなと見定めたりしていましたが、思惑がはずれて、前の人の支払いが思いの外時間がかかったりして、こんなことなら隣ののレジに並んでいればよかったと思うことも少なくありません。

そこで、最近ではレジ待ちのお客様を一列に並ばせて、先頭の人から空いたレジへ誘導するようにしているところも増えてきました。
これならレジごとに並ぶ方式と違って、どのレジの列に並ぶかによって並んだ順番と支払う順番が入れかわるということがなくていいなと思っていました。つまり、私は、お客様から上記のような不満が出ないようにするためだけに行なっていると思っていたわけです。

ところが、商人デビュー塾の竹内先生によれば、この方式によりレジ待ちの列をレジごとにわかれていたものを全体を一列にして列を長くすることによって、レジ待ちの間にいろいろな陳列棚の前を通らせることになって、お客様が目についた商品を手にとって衝動買いを増やす効果があるとのことでした。

レジの近くにはガムやちょっとしたお菓子などを置いてレジ待ちの間につい手を伸ばして買ってしまうようにしているのは知っていましたが、それを店内の通常の商品棚にまで拡張していたのですね。
レジ待ちの順番を不公平のないようにしつつ販売増も狙っていたとは気づきませんでした。