てるてるぼうず

好きな事、興味のある事を気まぐれに綴っています。明日も晴れますように。

『キング・コング』で号泣

2006年05月29日 | 映画
1933年版オリジナル「キング・コング」のリメイク版だそうだ。
監督の、ピーター・ジャクソンは、あの「ロード・オブ・ザ・キング」の監督・・と言えば、あまり映画を観ない人でも、「あぁ~」ってわかるんだろう。

ピーター・ジャクソン監督は、この「キング・コング」を観て、人生の指針となったそうだけど。
本当に、人間味のあるコングになっているような気がする。
最先端の映像技術を駆使して、デカいゴリラのコングに、人間味に溢れた表情をさせる。

1930年代、ニューヨーク。
売れない女優のアンは、ふとした事で、映画作家と名乗るカール・デナムと出会い、彼の映画に主演する事となり、ロケ地に向かう船に乗る。
何も知らされないままに。
同乗するのは、アン、アンが憧れていた、脚本家ジャック・ドリスコル。
そして、主演男優のブルース・バクスター、撮影スタッフと、船のクルー、カール・デナムを乗せ、船はニューヨーク港をあとにする・・
向かうのは、謎の島「髑髏島」
本当の行き先を知っているのは、カール・デナムと船の船長だけだった。

島で、アンがコングにさらわれ、必死でコングの前で、芸をするシーンがある。
コングの顔色を伺いながら、アンが、必死で、色々とやってみせるのだが。
やりつくして、終わった後に、コングがまるで、小さな子供のような表情をする。「もっと~」みたいな
そして、隙を見て、逃げ出したアンだが、島に住む、恐竜や怪鳥、怪虫(こんな言葉あるかな、すごくグロテスクな虫・・)達に襲われるところを、コングが必死に助けようとする。
右手にしっかりと、アンをつかまえ、健気にアンを守って戦うのだ。
時には、自分の身体さえ犠牲にして。
・・・感動ものだった(笑)
「こんな男がいたら、絶対惚れる(ゴリラやん)」)って、思いながら、ジーンとする

捕まって、クロロフォルムで、意識を失いそうになりながら、アンのほうに手のひらを差し出そうとするコング・・
美しい夕陽を見ながら、その美しさを共有しようとする、アンとコング。
そして、最後に、最後まで、アンを慕い、守ろうとして、コングはエンパイアステーとビルから、転落していく。

このお話、エイドリアン・ブロデイ扮する、脚本家のドリスコルとアンの恋愛も絡んでくるんですが。
なんだか、影が薄かった(爆)
あまり、魅力感じないんだもん。コングに比べて(比べるな)

最後まで、戦って戦って戦って・・・一途なコングに涙が止まらず、号泣
3時間近くの長編ですが、キングコング好きと、気持ち悪い虫好きな人(爆)は、絶対、楽しめると思います。

CAST

アン・ダロウ役  ナオミ・ワッツ
ジャック・ドリスコル役  エイドリアン・ブロデイ
カール・デナム役   ジャック・ブラック



キング・コング プレミアム・エディション

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