健康保険のシステムそのものこそが、医学産業の源であり医原病を生み出す源

2013-06-23 14:26:21 | 既得権益
●医原病を生み出す健康保険制度について
 
一般の人は、日本の健康保険というものについてどう考えているのだろうか。常に良質で平等な治療が受けれる、ありがたいシステム?
 
この健康保険のシステムそのものこそが、医学産業の源であり医原病を生み出す源でもある。しかもその健康保険にかかる医療費は、日本の国家財政を根底から破壊するレベルにまで肥大してきた。増大する医療費などを賄うためという論理で消費税をアップが、二〇一三年現在、決定してしまっているが、このような愚かな判断に私は失笑するよりない。
 
ある人はこう言うだろう。海外では消費税を増やし、医療費を拡大することで、医療の充実を図ってきたではないか。日本の医師の数などはOECD内部でも非常に少ないレベルではないか。それらに矛盾してはいないか、と。それらの人々は世界全体にわたる構造の問題と、医学そのものがもたらす根源的な問題に何も気づいてはいないのだ。
 
健康保険システムは、どのようなビジネスであっても担保されている「結果」への対価ではなく、通うことでカネが入るという、まさに〝治さないことを助長するシステム〟になっている。

私がここで述べることは、医学における報酬制導入のススメでもある。治せば多額の報酬をもらう――それが本来の仕事においては必然であり、治せなかった場合は失敗に当たるので、経費のみもらい、報酬はもらえないというのが当たり前ではないだろうか。もし仮に、このようなシステムが導入されたとすれば、日本中のほとんどすべての病院が潰れること間違いなかろう。
 
それはまさに私の望みとするところだが、きっと医療関係者だけでなく、一般の方こそがそのシステムに反対することだろう。今の一般の人はそれほどまでに洗脳され、奴隷化されているのだから。

内海聡
http://www.facebook.com/TokyoDdClinic


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