京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

出来るか出来ないか Ⅳ

2008年12月07日 12時12分44秒 | Weblog
写真:「円山公園」にて。


上の写真は 普通目線で撮影。
左上の電線が邪魔。
しかも左端には 堂々と建物が写ってる。
右には 白い服を来た女の子が写ってるし。
女の子はともかくとして 電線や建物に向かって「おいっ!電線&建物 邪魔だ! どけっ!!!」
って 怒鳴っても 電線と建物に無視されるだけだ。
だから ちょいシャガム。
ちょと待ってれば 女の子は立ち去る事は明らかだしな。
で 下の写真だ。
電線は消えるわ 建物は消えるわ 言う事無しだ。
つまりな 建物を消したり人を消すって事は そんなに難しい事じゃないんだよ。
おれの座右の銘 三点セット「視点を変えろ 付加価値付けろ 光とお友達」だ。
この中の どれか一つでも実行してみ?
上手くなるから。

「お気楽撮影会」の同行者や おれの後輩に良く言われる事が有る。
「同じ場所で 何枚もシャッターを切ってる」って 言われる。
理由は この聞いた人達は分かってる。
何故かと言うと 全部が全部じゃないけど まず普通目線で撮る。
それから 別な視点で撮る。
これは 指導する立場上 そうしてるんだ。
自分の事ならば カメラの角度…レンズの角度…を 微妙に数ミリずつずらして撮ってる。

中途半端になった…
これを書いている時に ドアがガンガン叩く奴が居た。
何だ? 誰だ? と思って 玄関を開けると 見知らぬ若い女が立っている。
??? 「誰?」 と言うと…
「きゃぁ~~~!!!」と 叫ぶなり 抱き着かれた。
ぐぅ~で ぶん殴ってやろうと思ったけど「誰だ」と もう一度尋ねたら 
おれの頭をペシペシ叩きながら 「Aだよ!」って。
思いっきり 思い出した。
こいつは 田舎に居た時に高校生で おれがバイトで雇った子の金魚の糞で 付いて来た一人だった。
あだ名はおれが付けて「コロ」と言う。
コロコロ太っていて ポテチィーとかエビセンとか 空気の様に ひっきりなしに食っていた奴。
つまりも糞も はっきり言って デブ。
おめ様方よ… 女って怖いな。
その デブ コロが… 面影が無い。
「書くなら 大塚愛に似ているって書いて」って…
その通りかもしれないし それ以上かも知れない位い 痩せて良い女になっている。

どうしたんだ? 何で京都に居る? と聞くと「放浪している」と ふざけた事を言っている。
「カメラの勉強をしていて プロのカメラマンを目指し 明後日は沖縄に行くんだ」とも言う。
おれは こいつに言った事を思い出した…(これを書きつつ こいつに聞きながら 思い出しながら書いている)
「てめぇ~は カメラやるんだったら 食うのを止めて その分節約したら カメラ買えるんだ。
食うだけなら馬鹿でも出来るし デブでも出来るんだ。ただのデブでいたけりゃ 一生そのままで居ろ。
その代り そのままで居たら 一生後悔するからな」と 言ったらしい。
こいつが卒業する時に「卒業記念に 何かくれっ!」って言うから クラカメセットを くれてやった。
ニコンのカメラと レンズ二本をあげたんだ。
今 それを持って 後生大事にそれを持って 女一人で旅をしている。
勿論 コンデジと一眼デジも持っていた。
こいつは おれの家を出る時に こう言う事を言って旅立った。
「♪たにんこ♪ あたし 何で遊んだり服買ったりしなかったか分かる?
元々写真関係に進みたかったんだよ。服や靴や遊んだら 食べ物よりもお金掛かるでしょう?
最後に笑うのは自分だって 何時も♪たにんこ♪が言っていた…etc」

驚いた。
20代の女で こう言う事をして居る奴が おれの傍らに居た。
しかも おれの教え子だった。
約束として おれのメルアド 電話 携帯 住所 全て教えた。
北は北海道~沖縄まで 放浪している。
「何か食わして」と言うから 田舎でこいつ等と食べた鍋を 急遽造って食ったんだ。
ワッシワッシ食べて 食い終ったときに「ほら 何かの足しにしろ」て 1万円渡したんだ。
こいつは じぃ~~~っとおれの顔を見て「必ず良い絵撮って来るから 見てね」と言い 出て行った。
キシクモ題名に「出来るか出来ないか」と 書いている途中の出来事だ。
ふぅ~~~…
うかうか してらんないな。


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