京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

ポートレートは面白い!

2007年02月12日 01時36分14秒 | Weblog
梅小路公園に行って来た。


連休初日とあって めちゃくちゃ混んでいたな。
予想以上だった。
家の近くでmiyabi(モデルになってくれると言うので)と待ち合わせ。
梅小路公園で撮影するから行ってみた。
梅小路公園の前に 傍にある「梅小路蒸気機関車館」に行っての撮影。
人人人の大賑わいだ。
miyabiはびっくりしたろうな。
だって こんな大勢の中での撮影だからな。
しかぁ~~~し!この大勢の中で 初めて経験する撮影だからこそ良いんだな。
「人の目線に慣れさせる」事も重要だからさ。
勿論今回の撮影は 慣れてもらうのが最重要課題だから その事はmiyabiには言わない。
レンズを通してmiyabiの緊張が 手に取るようにわかる。
だけど…こう言う一般的に言う「良い女」は カメラにも慣れているせいか あっという間に慣れて来た。
機関車の周りで撮ったり その先にあるちょっとした休憩所で撮ったり。
そこも家族連れや鉄っちゃん達で賑わっている。
撮影の途中 後ろから無言の知らせが…
何気に振り返ると 望遠レンズを持った鉄っちゃんが 明らかにmiyabiを撮っていた。
だけどそいつは おれを見るとペコリと頭を下げた。
そう言うマナーを知っている奴には かえって快感だな。

みんなも良く知っている言葉「カメラ目線」
これって結構難しいんだ。
miyabiも最初は戸惑っていたけど だんだん慣れてきて おれの要望を分かるようになってきた。
嬉しいのは 自然が見方になってくれた事。
風・光が 思ったとおりに吹いたり 光ってくれたり。
ただし 午後からは雨らしい。
枚数を稼ぐだけ稼いで 後はmiyabiの予定なんだけど 嬉しい事に午後もOKを貰った。
夕方4時半から いつも行く「桃次郎」の店内での撮影予定だった。
前に行った時 天気予報が午後から雨らしいので テンテン…店長…に「撮影予定日が夕方雨らしい。
だから悪いんだけど 店内で撮影しても良いだろうか?」と お願いした。
そしたらテンテンは「だったら早目に 開店前の4時半から使っても良いですよ」と 快諾をしてくれた。
こう言うのって 本当に有り難いよな。
で お互い一旦家に帰って おれはPCに撮影した枚数を取り込んで 二回目の撮影の準備をした。
「桃次郎」に行く途中miyabiと行き会って 店内に入って挨拶をして 桃次郎のスタッフにも協力をしてもらい
順調に撮影が出来た。
ストローの色がおかしいから 違う色のを持ってきてもらったり ただの炭酸水を
カッコイイ入れ物に持ってきてもらったり…
頭が下がる思いだったな。
その日は土曜日で めちゃくちゃ混んできたんだ。
撮影総枚数は 300枚くらいだった。

画像をPCで取り込んでいた時に ???と思っちゃった。
今回の撮影は EOSデジタルXを使った。
レンズはシグマの18-50ミリF2・8だ。
おれが苛立ちも無く ストレスも感じさせない撮影が出来たのは この組み合わせが◎だったからだろうな。
30Dと迷ったけど 今回はXを選んだ。
う~~~ん…このカメラ良いかも。
設定でちょっと迷ったけど ピクチャースタイルの「ポートレート」を選んだ。
勿論詳細設定をしておいたけど 使えるな。
ほぼ意図通りに撮影出来たんだ。
おれのHPの「撮影の仕方」に載せる 逆光の失敗例を撮っていた時に 果たしてフレアは出てくれるか?
と ちょっと不安だったが どんぴしゃ出てくれちゃった。
しかもその一回きり それ以後太陽は出てくれなかったんだ。
野外での撮影は 気転がどれくらい利くか…も重要だ。
やはり 場数…慣れだろうな。
慣れだの場数だの言うが それにはモデルが必要なのは当たり前だ。
家族を撮るのも良いし 彼女や恋人を撮るのも良い。
コツか?
コツはな そのモデルの良い所をイチハヤク見つけ それを徹底的に撮る事だ。
笑顔でも良い 横顔でも良い なんなら足でも手でも良いんだよ。
そのモデルを「知る事」が大事だ。
それと カメラなどに付いてくる「取扱説明書」に書いてある…「動体予測」だ。
カメラの機能の動体予測じゃあないぞ。
撮影する側が 次はどんな動きをするか?どんな行動をするのか?を 瞬時に判断して撮影する。
そう言う事が出来るようになれば 数段良い絵が撮れるんだ。
それがスポーツでも 動物でも 子供でも…大事な事の一つなんだよな。

おれもプロの端くれだけど アマチュア君の方が数倍 数十倍 数百倍 レンズやカメラの事
カタログに書いてある能書きを すらすらと口から出る奴が大勢居る。
おれだって一応 使うカメラの事やレンズの事は ある程度知っているが…
能書きタレテ それで良い絵が撮れるんだったら 誰でも勉強するわな?
そう言う事は 二の次三の次にしろ。
口を動かしている間 チャンスはどんどん逃げるんだ。
カメラレンズを買う時に 当たり前だけど価格も問題になる。
だけどおれは 価格よりも おれが使う機能がきちんと付いているかいないか?が重要なんだ。
その価格が10円であろうと100万円であろうと買う。
買ってみて使ってみて おれと合う合わないを決める。
丁度良いのが中級機だったな。
これを見ている皆が ちょっと御金を貯めれば直ぐにでも買える機種だよ。
おれは 遠くに存在するカメラマンよりも 身近に居るカメラマンで居たいからな。
「丁度良いのが中級機」…???これも標語になりそうな…

たった五秒の 純粋な愛

2007年02月09日 17時11分00秒 | Weblog
うっとおしいな。
まぁ 雨が好きな奴って そんなに居ないと思うが。

昨日おんちゃんとジャスコに行って買い物したら…
野菜コーナーの手前に 何か山積みされているものが。
傍を通って横目で見たら そっかそっか。
バレンタインデーのチョコだった。
去年のTVは…これに関係ある…面白かった。
めっちゃ豪華なチョコを ある女が男に渡す。
男馬鹿だから めちゃくちゃ喜ぶ。
で その見返りだ 問題は。
男は「あいつもこいつも あの子から貰ったみたいだけど おれ様だけは特別だ」
と 勝手に思い込んで…
で 豪華な食事とプレゼント付を用意する。
豪華なチョコレートなんか おれにはまったく疎遠だから 値段なんか知らねぇ~けど。
結構するんだべ?
仮に三千円~五千円だとする。
男はそれの倍返しを考えると言う。
じゃあ食事付とお返しのプレゼントだったら…万は下らないって事だよな?
色々有るけど なんだのかんだの言って 結局はチョコレート売っている奴が 
一番の儲け者 お利巧さんなんだろうな。

昔 小学3年の姪っ子が「好きな男の子に渡す。じぇったいに渡す!」と張り切っていた。
おれは大好きなその姪っ子に「よし。頑張れ!願いは叶う!!!」と言って 学校に送り出した。
学校から帰って来た姪っ子は ただいまと言うなり「♪たにんこ♪ これ食べよう」
と カバンの中から出したのは 3日かけて苦労して造ったチョコだった。
おれは「???」だったな。
何気に聞いたら 受け取りを拒否されたらしい。
姪っ子が「あげる!」と言ったら 即座に「いらない!」と言われたらしい。
その間僅か三秒くらいだ。
で「あっそっ!」と言って 姪っ子はカバンに仕舞ったと言う。
姪っ子は「何よ…一生懸命…*@§☆♂○〒」と ぶつぶつ言ってる。
おれは「○○○ 美味いなこれ。」と言うのがやっとだった。
と言うより あまりにもあっけらかんとしているんだよな。
「良く出来てるな。美味いぞ」と言うなり 姪っ子は…
「たにんこぉ~~~駄目だよ。あたしとたにんこは。報われない愛だから」とか言う。
何ともまぁ こまっしゃくれていて元気だこと。

この子の下に 二歳違いの妹が居る。
その子は おれのファンだと聞かされてた。
当然チョコを貰った。
その後 運動会が有るので行って来た。
家族の話だと「あんたの事大好きだから 良い所見せようとして張り切っている。
是非応援に来て」との事だった。
行った。
が それが間違いと言うより…
おれ達は 一番前の席を根性で確保した。
それが不幸の始まりだった。
演目が徐々に進み 下の姪っ子のリレーになったんだ。
この下の姪っ子は ダントツに早い!
お姉ちゃんより早いんだよな。
周りの知り合いも おれ達も俄然盛り上がった。
周りの知り合いも「○○○ちゃんがアンカーだから 一等間違い無い!」とか言ってくれてる。
リレーが始まった。
姪っ子のクラスは途中まで ビリっけつだった。
だけど その差はどんぐりの背比べ状態だ。
いよいよ期待されちゃってる姪っ子の出番だ。
わぁ~!わぁ~!と 物凄い大歓声だった。
それはそうだろうな 学年でトップの走り屋さんだからな。
第二コーナーで早くもトップだ。
もう おれ達も回りも大声援だ。
第三コーナー…つまり おれ達の正面に来た時だ。
物凄い声援が ぴたっと止まった。
この姪っ子は 事もあろうか おれの前で急ブレーキをかけて止まっちゃった。
止まっちゃった上に おれの方を向いて「たにんこぉ~~~!」とかいって ニコニコして手を振っている。

次第にざわめき出し そのざわめきが大爆笑に変わるまで そう時間はかからなかった。
おれ達は 顔が真っ赤になってるのが自分自身でも分かった。
しかし周りの人達は「良かったねぇ~♪たにんこ♪さん。よほど大好きなんだね ○○○は」と 
口々に言ってくれたのが救いだった。
帰り道 母親は「あんたったら もう~~~」とか愚痴をこぼしている。
当の本人はおれと手を繋ぎ 何処風吹くものか!と言うような顔をしている。
夕御飯の時に 母親は何時までも愚痴愚痴言ってるが その姪っ子は おれの膝の上にちょこんと乗っかり
「あたい頑張ったんだよ」と言うなり おとなしくなった。
あれ?っと思ったら 寝ちゃったんだよな。
おれは母親に「もう言うな。良いじゃねぇ~かよ」と言った。
ちっちゃくても大人でも 人を愛する気持ちは変わらないんだな。
おれもあまり良く分からないけど 大好きな人が居るから 一生懸命何かをやれる…
そう言う事って 結構良い事なんじゃないだろうか?

また出た 馬鹿カメラマン!

2007年02月06日 11時16分54秒 | Weblog
ニュースでの事。
何気にTVをつけたら SLが走っているのが映った。
周りには無数の観客だ。
大半がカメラマンだと言う。
が 馬鹿は日本中 何処にでも居るもんだな。
この走っているSLが 頻繁に「緊急停止」したと言う。
原因は 大馬鹿野郎のカメラマン達だった。
線路に近づき過ぎた…と言う。
一番酷いのが「線路近くに寝そべって撮っていた」奴が居た…と言う。
自分さえ良ければ良い と言う 大変有り難い貴重な教訓だな。
この寝そべっていた奴の年齢が 60過ぎの野郎だ。
一体こいつは 何を60過ぎまで勉強していたんだろうか?
大勢の乗客に迷惑をかけ 大勢の子供達に恥を曝け出して 大勢のルールを守っていたカメラマンに
多大な誹謗中傷を浴びせられる原因を作った。
馬鹿はここ 京都にも居た。

去年の事。
嵯峨嵐山の 野々宮神社付近にある踏切での出来事だ。
おれがおんちゃんに「列車の撮影を教える」と言い そこまで行ったんだ。
撮影していてまもなく 見るからに「おれはカメラマンだ!」と言うようなカッコウをした…
何故だか知らないが カメラマンベストを着ているんだな これがまた。
そいつが 踏み切りの遮断機が降りているにもかかわらず またいで入っていった。
おれは一瞬「何なんだこいつ???!!!自殺するのか???」と思ったんだ。
そしたら何と 汽笛を鳴らしながら近づいてくる列車を撮ろうとしている。
おれは「おい!危ねぇ~ぞ!」と怒鳴ったが「はい はい はい」と間抜けな返事をして撮影していた。
ひとしきり撮影を終わったこの馬鹿に「おめぇ~馬鹿か?!」と怒鳴ったら 
おれを無言で睨み付けて 何処かに行ってしまったよ。
おれよりずぅ~~~っと年上の奴だ。
恥と迷惑とルールと言う文字が こいつらの頭の中には無いんだろうな。
ちなみに 以前住んでいた所の近所の子供が 特急列車に撥ねられて逝ってしまった。
原因をよくよく聞くと 撥ねられたのではなく 近づき過ぎて…その風圧により飛ばされ
地面に叩き付けられたのが致命傷になった との事だった。
列車に近づくと こう言う悲劇が起きるんだ。
この子供は 特急列車が走る所を見るのが好きだったと言う。
写真を撮るわけでもない ただ見るのが好きだったその子供。
撮る撮らないにかかわらず 近づくとこう言う事が起きてしまう。

人に子供に 社会的ルールを教えなくちゃいけない年齢なのに 人の注意を無視し
ルールを勝手に作り変えて こう言う馬鹿は一体何を撮るのだろうか?
撮れるもの等 何一つ無いだろうな。
おれ ちょっと思ったんだけどさ…
文明の利器が発達しているんだから カメラに「危険認識センサー」と言うものを
開発してもらいたいな。
危険物等に近づくと…予め危険物が登録されている…カメラが瞬時の内に判断し
音声で注意し シャッターが降りない様にするとか。
何とかしてもらいたいよな。

梅が咲く時期

2007年02月04日 18時42分12秒 | Weblog
撮影人:おんちゃん
2007 2月4日
何故ここに載せたか:がきんちょみたいに泣きっ面で頼まれたから。で 良い絵だから。

何故か今年の冬は温かったな。
めっちゃ寒かったと感じたのは 去年の10月だった。
京都に越してくる前に「京都は寒いし暑いし 耐えられるのか?」と言われたことがあった。
心配してくれるのは有りがたいが それがなんなんだ?!と思ったよ。
仕事で何十回も京都には来ていた。
それこそ雪がガンガン降ってた時に 駅前で寒さに震えながらの撮影もしてきたし
真夏の糞暑い時に 清水のあの嫌になるほどの坂を 重い機材を抱えて歩き回り
終いには汗じゃあなく 塩が吹き出た事も何度もあった。
春夏秋冬 毎年何度も何度も来ていたな。
長い時で 一ヶ月以上も滞在した時もあった。
だから春夏秋冬の 厳しい環境の対応にはへっちゃらだし。
まして おれは殆ど仙台で育ったのも同じ。
って言うかさ 寒さ暑さで引越しって決めるのか???
そんな事でこだわってたら 仕事なんか出来ないじゃあないか。
まぁ人それぞれだけどな。

撮影に関して こう言う事を聞かれた。
例…新しいカメラやレンズを手に入れた場合 何処で練習(試し撮り)するんですか?…って。
何処でって…箱を開けるから家に決まってるしなぁ~
おれの場合 外に持ち出す前に家の中だ。
被写体は一杯有るし それに室内でのデータ取りにも最高な場所だよ。
それから「東寺」だ。
だって庭みたいなもんだし まさに近いし。
東寺では 人 建物 草花 生き物…etc それこそ勉強のワンダーランドだ。
アマチュア君はどうだか知らないが 撮影データは貴重な財産だって事を 肝に銘じておけ。
おれの脳みその作りがどうなってるかは おれだって知らないけど…
おれには引き出しが一杯有る。
それを その場所…シチュエーション…によって ぱっと出してぱっと撮影する。
シャッタースピードは?露出は?広角か?…って考える事はまず無い。
考えるより 勝手に手が動いちまってる。
それには まずカメラに慣れる事 レンズに慣れておく事が大事なんだ。
カメラメーカーを一社に絞る事も 最高に大事な事なんだ。
同じメーカーだと 安価な機種もフラグシップ機も 操作は殆ど変わらないからだ。
だから極端な話 目をつぶっていても操作は出来る。
それ故に プロは早い。

プロだからって 良い写真が沢山撮れる…という事は無い。
あっ!勘違いするなよ!
プロが撮ったんだから 良い写真に決まってる。
それは アマチュアと比べたら と言う事だ。
プロが満足する と言う上での事だ。
プロは 自分が満足するまで 徹底的に良い写真に仕上げる…事が出来る。
だからな レタッチもしない トリミングもしない…なんて離れ技な事は 殆ど皆無じゃないだろうか?
それで仕事になれば良いが…
世の中広いから しないプロだって大勢居る。
おれの言ってる事は あくまで「プロ」の事だ。
おれだって しなくて満足する絵は 幾らでも有るしな。
ただそれを 偶然にするのがアマチュアであって 必然的にするのがプロだ。
じゃあアマチュアは?となるが だから勉強しなくちゃいけない。
徹底的にデータを集める事だな。
それには多く写真を撮る事だ。
人に負けても良いけどさ 自分には負けるな…って言う事だ。

だから↑の写真 つまり おんちゃんの写真を載せたんだ。
この写真から見れるのは 大分日が傾いているって事。
昨日おんちゃんが「明日写真撮って来るから。アドバイスして」と言う。
「今まで通り 動物を撮って来な。満足するまで帰ってくるな」と言ったんだ。
果たしておんちゃんは…
朝の8時半頃に出かけて 帰って来たのは夕方の5時頃だ。
この動物園は おんちゃんの「庭」だ。
場所は言わなかったが 恐らく御城と思われる門の写真が有った。
「これ二条城じゃあないのか?」て聞いた所 そうだと言う。
「梅も撮って来た」と言った。
「てめ~何聞いてんだ!動物と言ったら 動物だけ撮ってくれば良いんだよ!」と 怒鳴っちまった。
今彼は 動物の勉強をしている。
だから余計な事は一切考えず 動物だけに専念していれば良い。
何故か?
彼は動物が好きだし 動物に好かれる。
だから永遠の被写体に 動物を選んだわけだ。
彼は以前にも書いたけど 右腕が無い。
普通のアマチュア君よりも そして人生においても めちゃくちゃ不利なハンディを背負っている。
自分自身で満足したら もうそこで ぬるま湯につかって生きていく事しか考えないだろう。
おれはおんちゃんに対して 厳し過ぎる位い厳しい。
自分自身に負けさせない為だ。
それは おれ自身にも言える事だから おれだって言いながら 自分に対して言っている。
この絵…良い絵だよ。

節分だ

2007年02月03日 08時13分36秒 | Weblog
と言う事で 豆粒の写真。

昨日 おんちゃんがバイトが休みだった。
夜中から明け方までに 雪が降った。
積もらなかったけど おれが朝風呂入っていて 何気に窓を開けたら牡丹雪だった。
ここに来てくれてる「miyabi」さんは 以前から書いているが おれの家の近くと言う事で
昨日 会ってくれる事になったんだけど…
待ち合わせは 東寺西門だ。
その時間が来た。
???北の方から 親子連れ???
しかし なんか変だ。
「…んだよ 姉妹かよ」とか思ってたら…
目の前の信号に立ち止まったその姉妹は…お姉さんと思われた女が おれに向かってニコッと…
長年カメラをやってると こう言う事実にぶち当たるんだな。
何処かのモデル???
原石発見だ。
まぁ その話は後々と言う事で。

近所の情報を 一生懸命話してくれた。
これは めっちゃ有り難い事だ。
おれの知らない…当たり前だけど…近所の事や 京都の伝統的な生活文化など
知らない事ばかりだった。
おれの近未来の仕事についても話をすると 時間の許す限り協力をしてくれる と言う事で 
本当に有りがたかった。
自分の周りの土地について知らないと 何時まで経っても浦島太郎だ。
心強いご近所さんが出来た事は 精神的にもゆとりや余裕が出来る。
今現在 おれのHPが休止中だ。
リニューアルについて 随分と悩んできた。
その話を この間来てくれたじゅりに話をしたんだ。
話をしたら 全面協力をしてくれると言う。
いやはや 頭が下がる。
で 初心者にも分かる様にするから トップページは「写真の撮り方」を載せるんだけど
そのモデルが 以前住んでた所の現役JKだったんだけど 今はもう20歳をとっくに過ぎているから
モデルの事でも悩んでた。
???!!!!!居た!
そうなんだ 目の前に居るんだよな。
で 思わず「あのさmiyabi モデルやってくんないか?」と 駄目元で話を切り出した。
「あたしで良かったら」とOKを貰った。
あたしで良かったら…もなにも 豚が木に登っても 十分にお釣りが来るくらいの
ありがたぁ~~~い返事だよな(何のこっちゃ)

モデルが決まらないうちは おれがじゅりに依頼したHPの事でも じゅりが困るし
遅くなればなるほど 迷惑をぶっこいちゃう。
やはり 話をしてみるもんだ。
おれにとってみれば モデルが決まれば HPのイメージが出来あがったも同じで
後は 撮影に専念すれば良いだけだ。
そこで…話は おれの家でしたんだけど…「ちょこっと撮るべ」と 試し撮りを強行しちゃった。
いやいやいやぁ~~~~~…。
久々に「絵になる女」を 見たし撮ったし。
モデルを探していたわけだけど 去年の暮れ辺りから「カッコイイ女」を イメージしてたんだ。
どんな服装でもカッコイイ女。
世の中って面白いよな。
こんな近所に居たんだからな。
いっぺんに一石三鳥になったぞ。
今日は節分。
福は内か。

写りが悪い…

2007年02月01日 05時09分21秒 | Weblog
カメラ:Canon EOS 30D
シャッター速度:1/50
絞り数値:F2.8
測光方式:評価測光
ISO感度:500
レンズ:18-50mm
焦点距離:18.0 mm

画素数300万画素の コンデジを持っている奴から質問が来た。
「A4サイズにプリントしたら 大分画像が荒れている。どしたら良い?
ブログにでも答えを書いて。」
じゃあ書く。
今時300万画素のコンデジを持っているのが珍しいし それをA4サイズで印刷は無謀だ!
何故みんなが画素数 画素数と騒ぐか?
何故メーカーが競って 画素数の多いカメラを出すか?
簡単に書く。
例えば 10センチ四方の紙に ペンで点を10個書く。
それが10万画素だとする。
同じく点々と100個書く…それが100万画素だとする。
当然100個書いた方が 点々が多いから多く見えるのは当たり前。
それが情報量の集まりだ。
な?こう書くと分かるべ?
300万画素での印刷は ハガキサイズが一杯だろう。
今ではA4サイズでプリントするのが主流になりつつある。
それともう一つ質問があった。
コンデジと一眼の…同じ500万画素として…違いがはっきりしているのは何故?
と言う質問だ。
これは良い質問だな。

コンデジは…コンデジとはコンパクト・デジタルカメラの略…コンパクトなボディに
機能を出来るだけ沢山積むようにしている。
つまり ノートPCとディスクトップPCと同じだ。
当たり前の話 コンデジは持ち運びが楽…お気楽 お手軽だ。
その代わり 機能が制限されている。
その良い例として レンズの交換が出来ない。
それが弱点の一つでもあるんだ。
ただ機種によっては 明るくて良いレンズを積んでいるカメラもある。
そしてズームが当たり前のようになってるので 一眼よりもお手軽だ。
広角で24ミリ辺りから 望遠では200ミリ~300ミリ位までが コンパクトに収められている。
ポケットの中にすっぽり入り マサニお気楽だ。
コンデジでも今現在では 1000万画素が3万円台で買える時代になった。
用途に応じてコンデジにするか一眼にするか 考えて買えば良い。

一眼レフは レンズ交換が出来るようになっている。
興味がまったく無い奴は「何でレンズ交換するの?レンズ交換して何がメリットがある?
重いしカサバルシ 良いとこなんか無いじゃん!」とも言うし 思うんだな。
確かにデメリットとしては大正解だ。
が…レンズ交換が出来る と言う所にメリットが有る。
如実に画質に現れるからなんだ。
単レンズ…ズームじゃあないレンズ…の 35ミリ 50ミリ 80ミリを使うと
目から鱗になる。
F値は明るいから ファインダーで覗いた瞬間に その明るさに感動する。
レンズの口径が大きいので それだけ情報量も沢山入ってくるから 画質に現れるわけだ。
勿論 高価なレンズは口径が大きい。
安価なレンズは 口径が小さい。
ズームレンズとて同じ事だ。
写真を追求していくと 画質にこだわるようになり レンズにこだわるようになる。
一眼の場合は レンズで決まってしまう…と言っても過言ではない。
600万画素のカメラを買ったとする。
そのカメラの良い所を最大限に出すには 最大級の画質に設定する。
そう設定していれば 当然メモリを多く使う。
つまり 512MBのメモリを積んでいたとすると 撮影枚数が少なくなる。
逆に最低の画質に設定すれば 枚数は多く取れる。
コンデジとて同じ事だ。

何故最大限の画質に設定するかと言うと…
3504×2336のサイズにしたとする。
情報量が このサイズにびっしりと入る。
遠くに建物が写ってたとして…その小さい建物を レタッチソフトで切り抜くと
あれだけ小さく写っていたのに 切り抜いた瞬間にでかくなる。
そうなんだ。 
つまり なんちゃって望遠レンズにもなってしまうと言う事だ。
だからこそプロは レンズにこだわってしまう。
アマチュアとて同じ事だ。
結果が写真と言う所だから 画質にこだわるのは無理も無い。
一眼の場合 広角レンズ 広角ズームレンズ 望遠レンズ 望遠ズームレンズ…etc
と 様々な種類があり メーカーやレンズメーカーも有るから 好きなものが予算に応じて買える。  
今から一眼を始めようとするならば 何も最新型や高価なものを買わなくたって良い。
慣れるまでに 安価な物から始めれば良いんだ。
探せば3万円~4万円台で レンズ付のが買えてしまう。
コンデジとの決定的な違いは 映像処理エンジンが違う。
大きさが違うんだ。
コンデジには当然 小さいものが入ってる。

ポートレートを…人物(特に女)…撮影をすると おばさんなんかは「写真写りが悪いから」
と 多くの女性が口を揃えて言う。
果たして そうかなぁ~~~と 思っちゃったりする。
女性は男性より多く 鏡を見るよな?
「私は左から撮影してもらうほうが良い」と口にする。
おれは だからこそ逆の右側から撮影するんだ。
出来上がった写真には その女性自身知らなかった別の顔があるんだよ。
写りが悪いと言うのは 何故か知らないが 根本的なものの相違があるように思えちゃうんだけどな。