僕は鬱病で苦しみつづけていました。
やる気がでない(泣) 死にたくなるぐらい落ち込む理由を探っていたとき、あるデータを見る機会がありました。
鬱病を筆頭とする神経症に、一日パソコンに向かっている人、それを仕事としている人が圧倒的だというものでした。
SEやプログラマ、インターネット関係の人が鬱病に陥る可能性が非常に高いという衝撃を受けるものでした。
僕がまさしく、一日中パソコンに向かい合う仕事をしていたのです。SE/プログラマでした。
そのデータを見たとき、僕は鬱病のつらさで休職をせざるを得ない状況だった。ぎりぎりまで精神が追いつめられていました。
朝会社に行くことがつらくて、きつくて、出社拒否症にかかっていました。
駄目人間だと自己嫌悪に陥り、でも人生で一二位を争うくらい気力を振り絞って頑張って通勤していました。
頭が重いし、すっきりしないし、憂鬱でした。
なぜこの苦しさがつづくのか、この不安感はいったい何なのか、どうして僕だけが気分が優れない罠にかかってしまったのか、一生このまま苦しみ続けるのか、気分の落ち込みが晴れる瞬間すらありませんでした。
だから精神科に治療しにいきましたが、抗うつ剤治療をやるところばかりで、飲めばいつの日か治るかもしれない希望もすぐに消えてしまいました。
当初、自律神経失調症と診断されていましたが、別の医者は鬱病だと断定しました。
あー、自分は鬱病なのか。この精神的な症状がどれほどむごいものなのかまだわからない時でしたが、社会から置いてきぼりにされた孤独を味わいました。
よくその心境を覚えています。
抗うつ剤治療を続けても、なかなか効果が出ず、薬の副作用でも苦しんでしまいました。
僕も鬱病という悩みにはまっていたけど、職場のみなも、はっきりとわからないけど、何らかの心のトラブルを抱えていたと思います。
仮面うつ病やプチうつ病、新型鬱病、鬱気味、抑うつ症状など含めると、無縁の人はいなかったなというのを感じました。
あと人間関係を構築するのが苦手(いまなら社会不安障害といったところでしょう)がほとんどでした。
神経症的な悩みとは無縁でのびのび生きている人はいなかったことは確か。
いるとしたら会社のトップだけだったかな。
この人は悩まようがないな~、という人は、こういった仕事をしていないだろうと逆に言えるかもしれません。
でも、悲しいかな、僕はその仕事をする技術しかもっていなかった(嫌いではなかったけれど)。
元気なままでいる人は、最初はSEとかコンピューター系の仕事をしていても、すぐにもっと活発な仕事や起業をしているだろうと思います。
何十年もずっと続けていく仕事ではないと思います。
早く上にはい上がって、人を使い立場になるか(今も僕がそうです)しないと、メンタルタフネスがない人はストレスはものすごいと思います。
そこから抜け出せないとかなり精神的に参る仕事だし、心に抑圧がかかって、鬱病などになってしまうのは身に染みていますから。
かなりストレスがたまる仕事だし、それまでの僕の生い立ちもストレスがたまるものだったから、そりゃ、脳内のホルモンの量に異常を来して、鬱病になるのもしょうがないかなと今は思います。
セロトニンが完全に供給されなくなるのも無理は無かったですね。
もう一つ、なぜSEやプログラマーに多いかというと、鬱病や社会不安障害になりやすい性質の人が好んで(やむを得ず?)その職業に就くということもあると思います。
そもそもの問題として、鬱病とか神経症に陥ってしまう「何か」を抱えている人は、こういった仕事を知らず知らず選んでしまっているんだと思いますね。
僕を振り返ってみますと、人付き合いをなるべく避けて、自分の弱点を人に見せなくてすむために、あの仕事を選んだものだった。
この僕の性質は鬱病を筆頭とした神経症になりやすいタイプに多いそうだ。
あと頑張りやで真面目だからストレスを人よりも抱え込んでしまう。
ストレスを抱え込むのにおあつらえの仕事がSEやプログラマーなんでしょうね。
昔からパソコンに触れていたこともあるけれど、積極的な理由で選んだんじゃなく、消去法で選んでいって最後に残ったものが、コンピューターにずっと向かい合う仕事だったと思います。
人間関係という意味では楽だと思ったし、家ではずっとテレビゲームやパソコンに向かい合って生きてきたのだから、他の職業を探そうとすることは全く頭には入っていなかった。
そこにのちのち鬱病に転落していったしまう種があったんだろうな。
人との煩わしいことはしなくてすむと思ったし、黙々と仕事が出来るから、選択肢は一つだけだった。
仮に人付き合いが悪くても、コンピューターに向かい合っていればいいんだから、と気楽にやっていけるだろう。
逃げ道をそうやって確保していたんだと思います。
人間関係が苦手なままでも、そちらで自分は評価されないという安心感というか。人から評価を必要以上に恐れる人間でした。
鬱病は閉塞感があって心に抑圧がかかって、かつ頑張りすぎてへとへとになり、ストレスに押しつぶされるからなってしまう。
もう筋肉疲労が限界になっているにもかかわらず、それでも性格的に走ろうとしてしまうから、ついに筋肉がけいれんを起こして、走れなくなる。
それが脳内で起こっているようなものだと思います。
セロトニンなんか出なくなるわけですね。
鬱病原因の考察について Part2にいきます。
鬱病になる原因の考察 Part1
鬱病になる原因の考察 Part2
鬱病になる原因の考察 Part3
鬱病になる原因の考察 Part4
やる気がでない(泣) 死にたくなるぐらい落ち込む理由を探っていたとき、あるデータを見る機会がありました。
鬱病を筆頭とする神経症に、一日パソコンに向かっている人、それを仕事としている人が圧倒的だというものでした。
SEやプログラマ、インターネット関係の人が鬱病に陥る可能性が非常に高いという衝撃を受けるものでした。
僕がまさしく、一日中パソコンに向かい合う仕事をしていたのです。SE/プログラマでした。
そのデータを見たとき、僕は鬱病のつらさで休職をせざるを得ない状況だった。ぎりぎりまで精神が追いつめられていました。
朝会社に行くことがつらくて、きつくて、出社拒否症にかかっていました。
駄目人間だと自己嫌悪に陥り、でも人生で一二位を争うくらい気力を振り絞って頑張って通勤していました。
頭が重いし、すっきりしないし、憂鬱でした。
なぜこの苦しさがつづくのか、この不安感はいったい何なのか、どうして僕だけが気分が優れない罠にかかってしまったのか、一生このまま苦しみ続けるのか、気分の落ち込みが晴れる瞬間すらありませんでした。
だから精神科に治療しにいきましたが、抗うつ剤治療をやるところばかりで、飲めばいつの日か治るかもしれない希望もすぐに消えてしまいました。
当初、自律神経失調症と診断されていましたが、別の医者は鬱病だと断定しました。
あー、自分は鬱病なのか。この精神的な症状がどれほどむごいものなのかまだわからない時でしたが、社会から置いてきぼりにされた孤独を味わいました。
よくその心境を覚えています。
抗うつ剤治療を続けても、なかなか効果が出ず、薬の副作用でも苦しんでしまいました。
僕も鬱病という悩みにはまっていたけど、職場のみなも、はっきりとわからないけど、何らかの心のトラブルを抱えていたと思います。
仮面うつ病やプチうつ病、新型鬱病、鬱気味、抑うつ症状など含めると、無縁の人はいなかったなというのを感じました。
あと人間関係を構築するのが苦手(いまなら社会不安障害といったところでしょう)がほとんどでした。
神経症的な悩みとは無縁でのびのび生きている人はいなかったことは確か。
いるとしたら会社のトップだけだったかな。
この人は悩まようがないな~、という人は、こういった仕事をしていないだろうと逆に言えるかもしれません。
でも、悲しいかな、僕はその仕事をする技術しかもっていなかった(嫌いではなかったけれど)。
元気なままでいる人は、最初はSEとかコンピューター系の仕事をしていても、すぐにもっと活発な仕事や起業をしているだろうと思います。
何十年もずっと続けていく仕事ではないと思います。
早く上にはい上がって、人を使い立場になるか(今も僕がそうです)しないと、メンタルタフネスがない人はストレスはものすごいと思います。
そこから抜け出せないとかなり精神的に参る仕事だし、心に抑圧がかかって、鬱病などになってしまうのは身に染みていますから。
かなりストレスがたまる仕事だし、それまでの僕の生い立ちもストレスがたまるものだったから、そりゃ、脳内のホルモンの量に異常を来して、鬱病になるのもしょうがないかなと今は思います。
セロトニンが完全に供給されなくなるのも無理は無かったですね。
もう一つ、なぜSEやプログラマーに多いかというと、鬱病や社会不安障害になりやすい性質の人が好んで(やむを得ず?)その職業に就くということもあると思います。
そもそもの問題として、鬱病とか神経症に陥ってしまう「何か」を抱えている人は、こういった仕事を知らず知らず選んでしまっているんだと思いますね。
僕を振り返ってみますと、人付き合いをなるべく避けて、自分の弱点を人に見せなくてすむために、あの仕事を選んだものだった。
この僕の性質は鬱病を筆頭とした神経症になりやすいタイプに多いそうだ。
あと頑張りやで真面目だからストレスを人よりも抱え込んでしまう。
ストレスを抱え込むのにおあつらえの仕事がSEやプログラマーなんでしょうね。
昔からパソコンに触れていたこともあるけれど、積極的な理由で選んだんじゃなく、消去法で選んでいって最後に残ったものが、コンピューターにずっと向かい合う仕事だったと思います。
人間関係という意味では楽だと思ったし、家ではずっとテレビゲームやパソコンに向かい合って生きてきたのだから、他の職業を探そうとすることは全く頭には入っていなかった。
そこにのちのち鬱病に転落していったしまう種があったんだろうな。
人との煩わしいことはしなくてすむと思ったし、黙々と仕事が出来るから、選択肢は一つだけだった。
仮に人付き合いが悪くても、コンピューターに向かい合っていればいいんだから、と気楽にやっていけるだろう。
逃げ道をそうやって確保していたんだと思います。
人間関係が苦手なままでも、そちらで自分は評価されないという安心感というか。人から評価を必要以上に恐れる人間でした。
鬱病は閉塞感があって心に抑圧がかかって、かつ頑張りすぎてへとへとになり、ストレスに押しつぶされるからなってしまう。
もう筋肉疲労が限界になっているにもかかわらず、それでも性格的に走ろうとしてしまうから、ついに筋肉がけいれんを起こして、走れなくなる。
それが脳内で起こっているようなものだと思います。
セロトニンなんか出なくなるわけですね。
鬱病原因の考察について Part2にいきます。
鬱病になる原因の考察 Part1
鬱病になる原因の考察 Part2
鬱病になる原因の考察 Part3
鬱病になる原因の考察 Part4