お寺参りのお菓子を買った。一日は月並みの日。
その際妻の親友の死を知らされた。親友の旦那さん。
私も長い交友がある。海南病院に担ぎ込まれた際お
見舞いに来ていただいた。二つ年が若い。
私はこの病院ですでに肺がんの告知を受けていた。
外科手術と抗がん剤の治療をすすめられた。でも手
術は避けたかった。陽子線治療の紹介状をお願いし
た。
そこで余命宣告40日程度とのこと。ただ夢心地で
現実とは思えなかった。
後日その旦那も肺がんで抗がん剤治療の道へ進んだ。
その方が亡くなったと知らされる。すぐお悔やみの
電話。肺がんとは別の病とのこと。改めて伺うと。
人の生き死には自ら決められない。もう勤めを終えた
身には現実感がない。ただアキラメのみ。
夜、例年お参りに来てくださる青年から電話。年内は
むつかしいので年が明けてからとの話。気をつけてと
余分なことを。
姪の生活のリズムを変えたいのだがむつかしい。
夜中に大声で叫ぶのをやめないとGHでの暮らしは困難。
流れに任すしかないのだが。