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いけにえ

生まれて1歳の時からお寺の鐘撞堂再建の稚児行列に参加した。少し大きくなってから

お墓参りも行った。それなりにお寺様とのお付き合いはあった。が父親がなくなって

お墓を市の墓地に建てた。そんな頃から次第にお寺様とは疎遠になっていった。もちろん

月命日の読経には来て頂いていたようでがあるが私は学校に、仕事に次第に忙しく動き

回っていた。長い間お寺様に合うことはなくなった。

それが息子を交通事故で先に見送った時に代替わりしたお寺様にお世話になることになった。

この方は一時期すぐご近所のアパートに住んでいたことがあるそうで親しみがわいた。それ

以来30年近くお世話になってきた。このお寺は浄土真宗のお寺です。仏壇の開眼供養の時

大きな鯉の生贄を準備した。仏壇を購入したお店の方の助言です。

お寺様が真宗では生贄は行いません。この鯉は調理するなり放すなりしてとおっしゃった。

それが印象に残り生贄ということを考えるようになった。


私は長い間封建的な因習に漬かってきたせいか生贄、人柱などをある程度信じています。

ただ今更そんなことをしようと思うことはないのですが、何となく容認する所があります。

新しい設備装置を作る時には神主さんの地鎮祭、お祓いをする時には出席します。わざわざ

逆らうようなことはしません。それでもある事を切っ掛けにこのお寺様から離れると決め

ました。それは息子のなくなった日が1月1日なのに命日を1月3日に変えていたからです。

家内の遺言が宗派を自分の実家のお寺に変えてほしいが決定的でした。以来命日は元に戻り

ました。ただ真言宗は生贄の習慣があるようですね。







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t:160%;">素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい~♪こちらもどうぞ{/m_
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