それは十年近く前の話。三年前の冬に膝から下の赤みが苦になった。寒がりではな
かったのに股引、長袖の下着を着るようになった。更に家内の着ていたチョッキを
着るほどになった。その次の冬には部屋の暖房を入れるようになってまた身軽な服
装に戻した。思えばそんな頃に心臓の異常が強くなったのだろう。決定的な僧帽弁
の破損があったと思われる。自分の体の変化は後でしか分からない。半年の間安静
を強いられてBNPの値が下がるのをひたすら待った。漸く危険領域を脱したと思う
が息がし易い。でも平衡感覚が戻らず体が動かない。伝い歩きから始め最近では外
へ出るようになった。目的もないのに歩けないので家内の曾祖母のお寺へ代参する
ことにした。高々十分ほどの距離が遠くて何度も休みながら歩いた。年配の方が手
を振りながら歩んでいく。横目で見送りながら自分のペースで歩いた。でも二週間
ほどすると休むことをしなくても良くなった。三週間後には爪先を見ての歩きが少
し前をみえるようになってきた。今は車道をコンクリで分離した歩道を選んで歩い
ている。時間は三十分。雨が多くなるが傘をさしてもやり抜きたい。
t:160%;">素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい~♪こちらもどうぞ{/m_
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