のらさんのうだうだ日和

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「小早川伸木の恋」の話11

2006年03月24日 13時30分43秒 | 2006年01月期ドラマ
小早川伸木の恋最終話、『最終章~涙の選択』(視聴率11.8%、平均視聴率11.45%)を観ました。

またもや行方知れずになる、みすずです。
これは妙子への絶妙なアシストと言った所。
カナが本当に嫉妬するとしたら、妙子にでは無くみすずにでしょう。
カナは決して幸せでなかった幼い頃を、みすずの中に見ているのでしょうかね?


竹林に沼津の子供を下ろすから産婦人科に付き合って欲しいと頼む千夏。
沼津の父親が千夏との付き合いを反対したせいだけど、何て分かり易いストーリー。
「ぬまづとできたの~!」と前回から懲りもせず、みすず風しゃべり方を夢想して一人楽しんでるオイラ!
産婦人科の前で竹林を待つ千夏。
来るり~来るり~沼津が来るり~!等と勝手に歌詞と曲を変えて鼻歌ってると、やってきました沼津ちゃん!
沼津「竹林先生に聞いたよ。」
でたー!お決まりのセリフ!そりゃあ、越智先生には聞かないだろうなぁ。
越智「絶対に秘密ですよぉ。何と千夏ちゃんが妊娠して沼津先生の子を下ろしに今日病院へ行くそうです。おかしいでしょ!フフフ、あれ沼津先生?ひでぶぅ!」
となる事は確実だろう!!!
沼津「同意書は?」
おぉ!やっぱり破り捨てたか!
沼津「僕って、そんなに頼りないかな?」
僕って言ってる時点で、どこからみても甘えん坊!ちゃっちゃまんぼー!ちゃちゃまんぼー!うー!
沼津「親父が結婚認めてくれるまで何度でも頭下げるから!例えダメでも僕は君と一緒に子供育ててくつもりだから!」
互いの手を握り合う沼津と千夏。
ここで千夏のお腹の中の子が沼津の子じゃなかったら『衝撃』だったのにねぇ。(違うの!って言った瞬間は、まさか!と思ったのに…)
千夏「違うの!お腹の中の子の父親は、越智先生なの!」
ち…ちゃっちゃまんぼー!ちゃちゃまんぼー!うー!
千夏「沼津先生?大丈夫ですか沼津先生!?」
笑劇の最終回、千夏と越智は出来ていた!あまりの衝撃に記憶を失う沼津先生!
沼津「僕の名前は、…なまず・・・ですか?」
「なまずとできたのぉ~!」…みすず風に!
越智(オチ)も宜しいようで。

良い人になった美村教授は最終回で捕まるんだね。
国からの研究費を使い込んじゃいけないね!
そうか添田さよりは田舎に帰るのか。
刑事に付き添われる美村。
すれ違う添田。
その後ろの方でボーと伸木が美村の若い婚約者を止めているのが見える。
やたらと人の世話を焼くハメになる伸木に寂しさを覚えます。


離婚調停中は作田カナと会わないんじゃなかったのか伸木!
意思の弱い男だ!
ベルが鳴り伸木が携帯に出ると何とみすずです!
みすず「ぱぱぁ」
伸木「みーちゃん。どうした?」
みすず「まま、ねつがあるの。うごけぇないの。ぱぱぁかえってきてぇ!」
みすずったら2アシスト目だよ!日本代表も間近だな!
伸木「パパはね、そこには帰れないんだ。」
おおっとゴールならずか?
みすず「どーして?」
伸木「ごめんね!」

これは、作田カナの顔が明らかに動揺している!
やはりアシストあげても良いでしょう!
泣きながら受話器を置き、熊ぬいぐるみを抱いた手を離すとみすずが妙子を看病します!
クマったなぁ、これは、ちょっと可哀想で、ちょっと良い子じゃん!


作田カナの頭を伸木の言葉がまるで走馬灯のように通り過ぎていく。
そうですよ、そんな感じです。
オイラの頭の中もみすずのしゃべりがまるで甘納豆のように通り過ぎてるんだよね。
あまーい!ベリーベリー甘ーいんです!

作田カナは伸木に別れを告げ、妙子は離婚調停中に倒れるという離れ業をやってのける!
妙子が目を覚ますと添田さよりが居るって、故郷に帰ったんじゃないんかい!!!(診察に来てたんだね!)
どうでもいいけど、カナと伸木の会話も、妙子と伸木の会話もしらじらしくってイヤだぁ~!!!
結果、伸木と妙子は無事離婚!離婚!?
おお!離婚したんだ!離婚するとは思わなかった。9対1で元サヤだと思ってた。


なまず…じゃなかった沼津は千夏と結婚。
実家の病院は内情が火の車だったそうで、そんな病院を子供に継がせるんじゃ無いよ!
とか考えつつも、これからが大変そうだ。
竹林は美容クリニックを開業。匠子との仲も宜しいようです。
美村教授がどうなったのかなぁと思ったら、お勤め済まして出所しました。
当然ですが添田さよりがお出迎え。
結局、故郷には戻らず美村を待っていたようです。
妙子はお引越し中。お手伝いは仁志です。何かとても良い仲で…。
妙子「私たまに思うんだ。仁志さんみたいな人とだったら、うまく行ったんじゃないかなぁって。
仁志「…勘弁してよ!

さすが高学歴!分かってらっしゃる!
作田カナは本当にイタリアで盆栽やっとった!
伸木は新設された小児外科で元気に働いてます。
みすずのしゃべりは1年経っても変わっていません。(撮影は1年経ってないからね!)
あれが地なのかぁ!

そうそう、作田カナは本当に40歳だったのカナ?
永遠の謎になりそうです。
コメント (3)
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「白夜行」の話11

2006年03月24日 12時51分03秒 | 2006年01月期ドラマ

白夜行最終話(視聴率14.1%、平均視聴率12.28%)を観ました。

この物語の隠れた主役は笹垣だったのかも知れません。
ここまでの全ては笹垣と亮司が戦い、向き合う為に用意されたシナリオなのかも知れません。
そう思わせる程に最後の2人の対決は凄まじかった!

事務所に戻ってきた笹垣にハサミを手に襲い掛かる亮司。
手傷は負わせるものの、青酸カリの影響でその場を立ち去るのがやっと。
典子「私は殺せないって言ったんですけどね。気付いてくれた人がいたら嬉しいはずだからって。」
笹垣「あぁ、そやったんですか。」
青酸カリをトイレに仕掛けて使わなかったのを亮司が臆病風に吹かれたと思っていた笹垣は、この言葉で自分が追い続けている事の意味を理解したように思います。

どうして故郷の大阪に2号店を出すのかと篠塚に聞かれた雪穂。
雪穂「母に恩返ししたいと思って、次のR&Yは礼子のRなんです。」
どこまでが礼子の為かは分かりませんが、雪穂の視線はサボテンでは無く、切り絵の入っている額縁に向いていました。
R&Yに亮司が来る事を祈って。
あの日、ダクトの中の亮司に手を伸ばしたように。
再び、亮司と手を繋ぐ為に。
雪穂「ねえ亮!返したかったの陽のあたる場所に、あの日の花を浮かべてあげたかった。」

園村友彦が笹垣宛てに西布施警察署に自首します。
友彦「まともな世界に戻れって言われて…桐原に。」
笹垣はここでも自分の考えていた亮司と友彦の言葉の違いを認識したように感じました。
友彦「早く捕まえてあげてください。あいつ昼間歩きたいって、あれは本心だったと思うから。」
警察は友彦の自供を受けてカード犯罪による桐原亮司の緊急手配を行います。

典子「あの、秋吉の本名は桐原亮司って言うんですか?」
事務所に現れた典子に笹垣は自分の今まで調べてきた事を話します。
典子「自分の遺伝子なんか残さない方が良いって、こう言うことだったんですね。」
笹垣「そんな事ゆーとったんですか、あいつ。」
典子「口先だけじゃなくて、ホントにそう言う身体になってて、ホントに後悔してんだなって…。」
典子の抱いている赤ん坊は亮司の子供でした。
笹垣「いや、青酸カリは使われませんでした。ビビッてよう使わんかったんです。」
亮司の母・弥生子の遺影の横に飾られた典子と赤ん坊の写真。
笹垣「殺しにでもえーから、こいや!」

篠塚は額縁の中の亮司の作った切り絵に気が付き、笹垣は松浦の遺体を発見します。
篠塚は雪穂に自首を勧めます。
桐原亮司は本当は裁かれたいと願っているのではないかと。
けれど篠塚には雪穂の心を開かせる事は出来なかった。
雪穂「本当は知っていた。すっと昔から。あなたが裁かれたがってた事。勝手な夢を押し付けてあなたをダクトの中に閉じ込めたのは私だ。明日、あなたが来たら言おう。太陽の下、手を繋いで歩こう。死刑台まで歩いて行こう。」

雪穂「失うものなんてなかったから。私の上には太陽なんてなかったんです。いつも夜だったから。暗くもなかったけど。」
真文「ふーん。どして?」
雪穂「太陽に代わるものがあったから。明るくはないけど歩いて行くには十分でした。」
真文「何なのかしらね、それ。」
雪穂「私だけの太陽。」
真文「あなたも…、彼だけの太陽だった?」
雪穂「もう、終わりにしたいと思ってます。」
真文「そっか。今日、来ると良いねぇ。」


笹垣「もうあかんで、もう終わりや!」
亮司に刺され血だらけの笹垣は、亮司の犯した罪一つ一つを亮司に聞かせます。
父親の殺害から始まり、今に至るまでの亮司の全ての罪を笹垣は追ってきた事を。
笹垣「…唐沢礼子殺害!笹垣潤三殺人未遂及び救助!2005年、栗原典子に一子誕生。お前には子供がおる。その子供にちゃんと13階段のぼる後姿見せい!お前、自分と同じ子を作る気か?親、信じられへん子作る気か?間違いだらけやったけど、お前が精一杯やったんは、俺が知ってる!一人の人間幸せにする為にお前は精一杯やった!お前の子に俺がちゃんと言ったる!お前に流れとう血は、ホンマはそう言う血や!俺がちゃんと子供に言ーたる!すまんかった、あの日お前を捕まえてやれんで、ホンマすまんかったのぉ。亮司!来いや!亮司!亮司!」
亮司「お返し!」
笹垣の持つハサミに自ら刺される亮司。
笹垣「何でや!何でお前…昼間歩きたかったんとちゃうんか!」
亮司「あいつは、俺の太陽だから!俺の愛する太陽だから!」
笹垣「亮司!亮司!」

歩道橋から飛び降りる亮司。
笹垣「あほぉ!あほんだら!」

亮司の指差した先は、陽の当たる道だった筈です。
雪穂に人生の全てを捧げ、全ての罪を背負い、その生を終えた亮司。
自分の事を太陽だと言ってくれた亮司の為に、死ぬ事も出来ず、罪にまみれて地獄の中生き続ける雪穂。
結局だれも2人を救う事が出来なかった。
篠塚の言うように雪穂は永久に幸せになる事はないのでしょうか?
2006年11月11日、時効の日。
雪穂の握った子供の手は、幼いあの日の亮司の手のように小さかった。
そこには陽の光が当たっていました。

亮司の子が雪穂を陽の当たる場所へ連れ出してくれる事を祈って。

白夜行 完全版 DVD-BOX REDV-445
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追記:全部見終わり疑問点が。亮司が公園で男から手に入れた硫酸はいったいどうしたんでしょうね。
笹垣のトイレの青酸カリの仕組みを作るのに硫酸も必要だったとかかな?
あと、最後のシーンは雪穂の顔が一切映らなかったのですが、どういった意味なのでしょうね。
最後には泣いてるようでもありますが。ただ単に表情を見せたくなかったのかな。
雪穂では無い可能性もあるよなんて思惑じゃないよなぁ。
もしかして、精神が崩壊しているとか?
亮司の子と雪穂の手が握られた時の太陽バックも、どう取ったら良いのか?
どうとでも取れそうで。
先に書いた亮司の子が雪穂を陽の当たる場所に連れ出すというのがオイラの第一印象だったんですけどね。
時効を迎えて雪穂は約束を守るべく、太陽の下、今は居ない亮司の代わりにその子の手を取ったと言った辺りなのかなとは思いますが。
コメント (3)
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