羽毛田のブログ

Team Limit Break Woraksによる山岳フライト、そして様々な冒険への挑戦の記録。

大下沢に沢登り

2013年10月06日 | 沢登り(シャワークライミング)
テーマ :沢登り第2弾
日時  :2013年9月14日
メンバー:2名(Kさんと私)

 今回は、川治温泉から始まる、大下沢に沢登り。温泉街に流れる沢から入渓した。
入渓後、いきなり登れない堰堤があり高巻く。しかも、両岸ともに、かなりの絶壁になっており、左岸を木の根っこを掴みながら30m程よじ登っていく。落ちたら助かりそうもない崖をトラバースし、堰堤を越えたところで、懸垂下降・・・。まだ朝の8時だというのに、初っ端から凄い緊張感だった。

 堰堤を越えてからは、ナメあり小滝あり、清々しい光景が続いていた。そう、これを求めていたのだ。


大下沢に朝日が差し込む。



大下沢の核心部、奥に見えるのが「赤滝」だ!写真では分らないが、3段構成の滝である。まるでジブリ映画に出てきそうな風景!

 一段目の滝の右側、外傾しつるつる滑るが、膝を擦りつけながら、なんとかよじ登る。2段目の滝は、左側をロープで確保しながら、3段目の滝の分まで、登る事にした(私はセカンド)。Kさんが珍しく上部で苦戦していた。この壁は泥壁になっていたのだ!(しかも確保支点がとりずらい)
 続く私も、足場が崩れ落ちる中、どろどろ、ずるずるのホールドをなんとか掴み、ハイステップでなんとか上がる。最後は、これまた崩れ落ちそうな、草付の泥をだましだまし抑え、なんとかよじ登った。おかげで、体中どろどろ・・・
 古賀志の岩場で、5.9の核心か、5.10aに出てきそうなムーブを泥壁で登るというような滝であった。

まとめ:核心部の赤滝を除けば、ロープを出さずに登れる小滝が非常に多くある。水に浸かりながら、遡行すれば、かなり体力を使うが楽しめる沢であった。最後は、日塩有料道路に出て終了。次回来る時は、ここに車をデポしておくのが良いだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿