あの日から１０００日…

ヤフーニュースのヘッドライン記事で気が付きました…。
明日で、東日本大震災から１０００日なんですね。
１２月に入り、クリスマス、年末が近づくにつれて、ふと頭をよぎった思い、それは…
２０１０年の１２月、その時には当たり前に年を越して、また新たな年を苦あり楽ありの毎日を送れるものだと、
まさか、新年からわずか３カ月後に沢山の人達の運命が一変してしまうなど考えもしなかった…。

あの日から、過去の出来事を思い返す時には、必ず２０１１．３．１１の日付を基準に考える癖がつきました。
こちらは被害はほとんど無かったのだけれど、周りには被災地に親戚、兄弟、家族がいる人は多くいました。
だから、決して遠い場所での出来事ではなく自分も同じ思いでいようと考えてきた１０００日でもありました。
明日が１０００日目であることはうっかり頭にはなかったので、偉そうな事は言えませんが…。


記事には、あの日に生まれた子ども達の今の生活が掲載されていました。写真も見ましたが、ホントに大きくなっていました。
それぞれに大変な状況の中で元気な産声をあげた子ども達、復興がなされた時、彼らは何歳になっているのでしょうか？。
甚大な被害だったうえに、政治をつかさどる人達が必要のない法律を成立させることに眼の色を変えてしまっている今を思うと
子ども達が子どもらしくいられる間には、まだまだ爪痕を引きずって行かなければならないのかもしれないですね。
そして彼らが、今の大人たちがやり残したことを背負っていく事になってしまうのでしょうか…。
だとしたら、我々大人は本当に無力な存在でしかない…？。


私たちが、当たり前に生活していくために声を上げる事がテロとみなされるのでは、次の世代に暗く辛い時代を背負わせることになってしまいます。
そうなれば、あの日に失われたたくさんの尊い命をあたら無駄にしてしまうことにもなるのではないですか？


３．１１に生まれた子ども達の写真を、ユニセフのサイトで見てきました。
本当に、一人一人が輝くような笑顔がいっぱいです。
この笑顔を無くさないためにも、明日は改めてあの日を振り返って、命の大切さ、平和な日常の重さを考えていきたいと思います。ニュースのおかげで気づくことができました。