未亡人の独り言

夫が突然、糖尿病に。そして、膵臓癌へ…
2009年6月22日永眠。未亡人になりました。

奇跡の物語

2009-05-18 21:49:10 | 膵臓癌闘病記
今日、私が病院に着く前に葬儀屋さんがお見舞いに来たそうです。
「『えっ?まだ死なないの?!』って驚いてなかった?」と言ったら、ゲラゲラ笑いながら
「言ってなかったけど、ああいう小さい会社だから、一件が大きいだろうね」と言ってました。

そして夕方の回診。
先生方(4人)は主人のお腹を触ったりしながら
「何もしてないのに、こんなに(水が)減るなんて…」とか言ってました。
主治医の先生も「もっと良くなるかもしれないね」と言ってました。

最近、主人と私は今回のことは奇跡に近いから、本や映画にしたら『余命1ヶ月の花嫁』なんて目じゃないな!と話してます。
「先生もこんな患者を手放すのはもったいないわよね。最期まで診ないと損しますよ!だから、見離さないで!って言わなきゃね(^O^)」と話してます。
「脚本書くのは私だから、先生も名医として登場させるわ!」と私が言ったら、主人も、お見舞いに来ていた主人の息子夫婦も大笑いでした。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護保険と医療保険

2009-05-18 20:31:19 | 膵臓癌闘病記
今日は仕事はお休み。
先生から区役所で介護保険の申請書をもらって来るように言われていたので、行きました。
本当は朝一番で行く予定だったけど、私昨夜から微熱と頭痛があり、さらに今朝は腹痛も。
下痢まであり…(豚インフル?!)結局お昼頃行きました。
紙だけ貰って来ればいいようなニュアンスで主人から聞いてましたが、話を聞くと申請もしなきゃ意味が無いみたい…。
しかも、先生からはうちの場合末期癌だから医療保険が適用できると言われていたので、役所の人も「じゃあ何しに来たの?」みたいな態度で、私も困ってしまいました。
役所の人に今主人の置かれてる状況を涙ながらに話し(私はこの病院を追い出される話は涙無しには語れない!)、ようやく話が通じました。

結局、医療保険で訪問看護を受けるだけなら、先生からの指示書を元に訪問看護ステーションからナースが来る(介護保険申請は不要)
しかし、入浴サービス等の介護サービスを受けたいなら介護保険申請が必要…とのことなので、今介護サービスは要らないけど、先のことはわからないし、介護認定には1ヶ月以上かかるので、一応介護保険申請もしておくことにしました(損は無いので)

先生の回診の時にその旨を話し、先生に書いていただく「意見書」を渡しました。どうやら先生は、色々な可能性を考えて介護保険も申請させたようです。
ソーシャルワーカーと訪問看護のこと等で相談して欲しいと言われ、いつ仕事を休めるか聞かれたので「木曜日か金曜日」と言ったら
「えっ、そんなに先?!」と言われたので、渋々明日休むことにしました(時間稼ぎ作戦失敗!)

それなら…と早速会社へ電話。次長に、結局退院し自宅で看病することになったと話したら「えーッ?!」とメチャメチャ驚かれました(ちなみに女性の上司です)
「すごい!そんなに良くなったの?!」と聞かれ、経緯を簡単に説明しました。
すると「そうかぁ、大変なのによく決断したね」と言われ
「いやぁ、もう私泣きそうです…」と答えたら
「でも、あなたガッツあるから大丈夫よ!」と太鼓判いただきました(^O^)
「そうなんですよねぇ、ガッツが取り柄なんで…(^-^;」と言った私。
自分で口にして思い出したわ!
私、見た目に合わずガッツがあることを!
(V^-°)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする