子どもが小さい頃、「この子育てはいつまで続くんだろう」と
ため息が出たこともありましたが、
気がつけば、「あっ」という間に子育てが終わっていました。
小さい頃はずんぐりむっくりしていていた子どもたちの体も、
10年、20年と経つうちに私の背を越え、
180㎝前後になっていました。
今では見上げるほどになったわが子たちは、
いろいろな経験を通して、その心も成長させていき、
対等に話しができるようになっています。
子どもが小さいうちは、なかなか大きくなったときのことを想像できませんが、
周りのお兄さんやお姉さんを見て、「いずれああなる…」と思いながら、
目の前の我が子と接してあげることが大切です。
そうすれば、その時(成長していった後)どうなっていて欲しいか…
そのためには今どのように接してあげたらいいか…
を考えられるようになるからです。
子育ての基本は、やはり「ほめて育てる」ことです。
言葉がまだ分からなくても、
「えらいね」「がんばってるね」「すばらしいね」「すてきだね」など、
プラスの言葉かけをたくさんしてあげて、
笑顔を向けてあげてください。
ほめて育ててもらえた子どもたちは、
自信も育ちますから、何か問題が起きても、
前向きに対処していくことができるようになります。
その経験が、さらに自分の自信を育て、
より良い自分を目指して成長していくことができるようになります。