学校で仕事をしていると、いろいろな保護者に出会います。
多くの保護者は、
子どもが困ったときに担任に相談して
一緒に解決していくのですが…。
中には、
一方的に担任や学校を非難したり、
担任を飛び越えて管理職の先生に文句を言ったり、
さらにそれを飛び越えて、
教育委員会に文句を言ったりする保護者も少なからず存在します。
もちろん、いじめなどに遭っていてもなかなか対処してもらえないなど、
急を要するときもありますから、全てがすべてそれが悪いというわけではありません。
しかし、もともと学校というところは
子どもたちにとっては、楽しい場であると同時に苦しい場でもあるのではないかと思います。
次々新しいことを学んで行かなければなりませんし、
日々集団の中でいろいろな人と関わらなければなりません。
担任はそんな中で30人前後の子どもたちを見ていくわけですから、
見過ごしてしまうこともあるでしょう。
そこで、元気が無いなど心配なときには、
「最近、うちの子元気が無いのですが、学校でのようすを見てもらえますか?」と
担任にお願いすると、
それ以降、気にして見ていってくれますので、
気づかないでいたことにも気がついてくれたり、
もし困ったことがあれば助けてくれることもできるようになります。
その後、1週間くらいして「どうですか?」と聞いてみれば、
先生もいろいろなことを教えてくれると思いますよ。
それでも改善が見られない場合は、
スクールカウンセラーに相談することをお勧めします。
スクールカウンセラーは、ちょっとした心配事から、
本人の環境調整の手伝いまでしてくれますので、
こんなこと相談しても良いのかしら…なんて思っているくらいの内に
相談した方が、解決も早く気持ちが楽になりますよ(^^)。
それでもうまく改善されない場合、
いよいよ教頭先生などに話を聞いてもらってはどうでしょうか?
何事も順を追って…。