今日、友だちと出かけて食事をしていたら、
となりに赤ちゃんを連れた若い夫婦が座りました。
はいはいの姿勢を取り、親に手伝ってもらって座ることができるので、
6ヶ月から7ヶ月くらいでしょうか…
この時期、とにかく子どもはじっとものを見ます。
興味のあるものに対しては、飽きることなく見続けます。
気になるのでこちらもついつい見ていたら、
赤ちゃんと目が合いました。
赤ちゃんは、私の方をじっと見て、目をそらそうとしません。
その目に、なんと目力があることか…。
私は笑って欲しくて、声をかけたり変顔をしたり…。
やんちゃな赤ちゃんや気むずかしい赤ちゃんは手がかかるので、
親や周りの人からいろいろな刺激をもらうことができます。
反面、大人しくて手のかからない子は、親にとっても楽なので
放っておかれることが多く、関わりが減り、刺激の量が減ってしまいます。
小学校で相談の仕事をしていると、
お母さんから「赤ちゃんの頃は育てやすかった…」というはなしをよく聞きます。
赤ちゃんは、親や他の大人との関わりの中から
生きていくためのいろいろなことを学んでいきますから、
もともとの関わり自体が少ないと、
困ったときにどうしたら良いか分からなくなってしまい、
結果的に困ると引きこもってしまう…ということが起きてきます。
反応が緩やかな子どもに対しては、
特に気にかけてあげて、こちらから適切な対応をしていってあげることが大切です。
その都度声をかけてあげたり、目を見て笑ってあげたり、
いろいろな働きかけをすることが、
その後の成長・発達に役立っていきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます