中学校で仕事をしていると、
不登校の子どもたちと関わることが少なくありません。
本人と会えればいいのですが、
それがなかなか難しい。
本人のことを心配して相談に来るのは、
やはりお母さんが多いです。
子どもが不登校になると、
自分のかかわりが悪かったのではないかと
お母さん自身が自分を責めている場合もあるので、
まずはお母さんの気持ちを支えていきます。
今の時代、親ががんばっていても、
誰が不登校になるか分からないのです。
同じエネルギーを使うなら、
これからどう子どもとかかわっていくかを考えることが大切です。
どうしても学校に来ないと先に進めない…と
親も先生も支援者も思いがちですが、
長い将来を考えたとき、
無理をせずに安心できるところで
エネルギーを貯めることも必要な場合があります。
本人がどうして学校に行けなくなったのか、
本人の気持ちをくみ取れるよう、
また本人が動き出すのを待ってあげられるよう
お母さんやお父さんと、また先生とともに本人を支えていくことが、
大切だと今は考えています。
人生は、まだまだ長いのですから…
カウンセリングルーム 「すきっと」
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kappara/sukitto.html
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