面接に落とされたことで新しく仕事を探さなくてはなりませんでした。
編集の仕事をやっている友だちに、何か仕事はないかと声をかけたところ、
小さなタウン紙の編集の仕事に就くことができました。
それから半年経った3月に、前回カウンセラーの仕事を紹介してくれた友だちが、
中学校で相談員の仕事をしてみないかと、ありがたいことにまた声をかけてくれたのです。
スクールカウンセラーになりたいと履歴書を出したものの、
当時の私は、学校というものを何もわかっていませんでした。
そこで、二つ返事でOKをして、4月から相談員の仕事に就きました。
相談員の仕事は、主に中学校内にある相談室にいて、
教室に行けない生徒とともに過ごすことでした。
子どもたちは、みんないろいろな気持ちやいろいろな家庭事情を抱えていました。
表情の裏にいろいろな気持ちを秘めていましたが、
当時の私は、そんな彼らの気持ちに上手に気づいてあげられませんでした。
それでも何とか半年経った頃、教育委員会に再度、スクールカウンセラーの申し込みをしました。
今思い起こせば大胆な話しで、よくもま~身の程もわきまえず…。
ただ思っていたのは、待っていても何も始まらない…ということでした。
どんな会社でも、やる気のあるがんばる人が欲しいのだと思います。
自分にその気持ちがあっても、待っていてはいつまでも見つけてもらえません。
勇気のいることですが、自分から積極的にアピールすることで
チャンスはやってくるのです。
交流分析の資格と地域活動の経験、そして新しく教育相談員として経験を加えてお願いしたところ、
しばらくして採用の通知が来ました。(つづく)
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