次の予定があり、ここで退席。
結果は「霞球会」ホームページで。
私は初めて予選会を現場で観戦した。
正月の本戦は、TIUが初出場した今年はもちろん、ただのスポーツファンとして過去にも何度か沿道で観戦をしたことがある。
小田原近辺に住んでいた姉の家を目指しながら、父と埼玉の自宅から、スタートの大手町、2区の保土ヶ谷付近、4区の酒匂橋付近と3地点で観たことも。
予選会はまた違う大会としての楽しさがあった。
昭和記念公園に到着すると、私の前に東京国際大学の幟を持った職員の方と、外国人3人を発見。
TIUでは、スポーツ強化とともにグローバル教育にも力を入れて取り組んでおり、国際大学の名の通り、川越にあるキャンパスには様々な国の留学生と、外国人の教職員もたくさんいる。
昨日出会った3人もTIUに勤めるアメリカ人スタッフだった。
私も学生時代、アメリカに留学していたが、スポーツが文化として根付いているアメリカ人と観戦するのはとても楽しい。
しかし、昨日は少々違った。
私の拙い英語で、
駅伝という日本発祥のスポーツ、
箱根駅伝という日本の大学スポーツでの一番の注目大会、
予選会の概要、
さらにはTIU応援団の隣の隣にいた、東京農業大学の伝統、大根踊りのことなど
様々なことを説明しながら、
TIUの応援をした。
50校もの大学の関係者と駅伝ファンによって会場は超満員。
駅伝やマラソンは、野球やサッカーの観戦と違い、目の前を選手が通るのはほんの一瞬である。
ポイント、ポイントで観戦する予定であったが、大集団の移動は大変だった。
レース途中で実家にてテレビ観戦をしていた母からメールが届き、TIUの途中経過は情報を得られた。
現場で観ているよりも、テレビ観戦のほうが速報性、情報量ともに優れていることは明確だが、現場ならではの空気がスポーツファンにはたまらないものだ。
TIUのスポーツ強化は、伝統・実績のある他大学から比べればまだまだ始まったばかりである。
スポーツ大好きで、スポーツライターになりたい意志でメディア系の学科があるTIUに入学した私にとってTIUのスポーツはまさに絶好の応援対象である。
硬式野球部は古葉竹識名誉監督、山中潔監督
男子サッカー部は前田秀樹監督
女子サッカー部は大竹七未総監督、持田紀与美監督
女子ソフトボール部は宇津木妙子総監督、三科真澄監督
ゴルフ部はラリーネルソン名誉監督、湯原信光監督
硬式テニス部は佐藤直子監督
ウエイトリフティング部は三宅義信監督
など。
超がつく一流の指導者と、日本トップクラスのスポーツ施設
を擁するTIU。
横溝三郎総監督、大志田秀次監督の駅伝部の来年のリベンジと共に、様々なスポーツの分野でさらに東京国際大学の名前が日本中、世界中に知れ渡ってほしいと思う。
私の母校、東京国際大学(TIU)の箱根駅伝予選会の情報です。
TIU駅伝部は、創部5年目の昨年度、初の箱根駅伝出場を果たした。
今年の正月、結果は総合17位。
そして迎えた昨日の予選会。
思いもよらないアクシデントが起きてしまった。
チームの核、ケニア人留学生のモグス・タイタス選手が途中棄権してしまったのだ。
20kmのコースを12人の選手が走り上位10人の合計タイムで競い合う、箱根駅伝予選会。エースの離脱は大きな痛手だった。
50校の参加校の内、本戦出場は10校。 TIUは中間地点の10kmポイントでは、10位とわずか9秒差の11位につけたが、最終的には10位と9分12秒差の15位だった。
自宅にて、録画していた日本テレビの中継を見ながらまとめた途中棄権した、モグス選手の情報
7.21km では、桜美林大、日大、日本薬科大、拓大の留学生と一緒に先頭集団にいた。
表情はその時点でモグス選手だけ苦しそう。
9.49km で映ったときは、桜美林大、日大、日本薬科大の3人が抜け出して、モグス選手は5mぐらい置いてかれる。
(その後テレビ画面で、TIUの照井選手と鈴木選手を映し、TIUの話が出ました。)
10km 通過はモグス選手は4位。
13.16km フォームとリズムが崩れて、神奈川大の日本人ランナーに抜かれるモグス選手が映る。
15km モグス選手、7位集団で、トップと1:12差で通過。
足がかなり辛そう。
16.06kmの画面で、足を引きずりながら早歩きのように進むモグス選手を、次々と選手が抜かしていくのが映ったが。実況は何も言わず。
私が観ていたのが17km地点だったようで、目の前を通過しなかったので、16〜17kmの間で棄権になってしまったようだ。
今朝、スポーツ報知を購入。
やはり敗退チームの記事は小さいが「エースが棄権」という見出しで載っていた。 モグス選手は、15km過ぎに左すねを疲労骨折してしまったとのことであった。
創立51年目。駅伝部創部6年目の東京国際大学は、93回の歴史を誇る箱根駅伝のなかではまさに『新興勢力』
TIU駅伝部の横溝三郎総監督・大志田秀次監督の母校の中央大学は『超・伝統校』
その2校とも予選会を突破できないというほど大学駅伝界は大混戦となっている。
スポーツの世界は「筋書きのないドラマ」「何が起こるかわからない」
来年の予選会でもこのドキドキを味わいながら、今年の悔しさを跳ね返す嬉しい結果を期待したい。